すみだパークスタジオ倉へ。フライヤーの可愛いデザインからは想像もつかない熱い舞台でした。
席は自由席。
マコンドープロデュース『祖国は我らのために』観劇。ものすごいパワーに圧倒され震えるくらい感動。ロシア革命の史実に基づいたストーリーが劇団チョコレートケーキの古川さんらしかった。長引く戦争による貧しさに怒りを爆発させたペトログラードの女性たちが立ち上がった（デモ）とき涙が出た。→
奮起して闘った彼女たちや労働者たちに何度も涙が…。臨時政府とソビエトの対立の中、亡命先からやっと戻ったレーニン（井上裕朗さん）のカリスマ性にも涙が…。“ソビエト”のその後はとても残念だけれども。
ぎゅーっと引き込まれた２時間でした。
『917年ロシア歴2月、帝政ロシア首都ペトログラード。圧政と世界戦争の長期化によって市民たちは、その日のパンにすらありつけない貧しい生活を余儀なくされていた。彼らの目の前にはまばゆい宮殿。贅沢な生活を思うさま楽しむ一部の貴族、資本家。やがて貧しい市民の心に怒りの炎が宿る。「革命」という名の炎が…。「20世紀最大の事件」と呼ばれたロシア革命。名もなき若者たちは立ち上がり、強大な旧権力に闘いを挑んだ。その戦いの先に理想の社会を夢見て。』
出演者：池田海人 いしはらだいすけ（P³Garage（株式会社ピーキューブ・ガレージ）） 長田典之 いまい彩乃（?ミネラル） 織詠 加藤理恵 金井浩人 小林春世（演劇集団キャラメルボックス） 小林涼太（ピストンズ） 佐藤修作（四次元ボックス） 清水みさと 須貝英 須田彩花 関幸治（劇団5454（ランドリー）） 関淳平（フラッシュアップ） 田中あやせ 辻井彰太（トム・プロジェクト） でく田ともみ（えび） 照井健仁 紱岡淳司 永嶋柊吾 中野匡人（茶谷堂） 中村大悟（演劇集団フリーダム） 野村亮太（やまだのむら） 藤田順子（しめじ） 殖田育夢 前川晴香 松井薫平（?オフィスマイティー） 松本なお（アイティ企画） 山脇辰哉 与作 米田敬（トルチュ） 渡邉力（PAPALUWA） 井上裕朗 康喜弼（FROS inc.）
スタッフ: 脚本：古川健（劇団チョコレートケーキ） 演出：倉本朋幸（オーストラ・マコンドー） 照明：南香織（LICHT-ER） 音響：田中亮大（Paddy Field）
すみだパークスタジオ倉の椅子はベニサンピットの椅子だそうです。なくなるときに移されたそうです。オーストラ・マコンドーの倉本朋幸さんの挨拶文に書いてありました。俳優さんだったのですね。
