3連チャンのザ・スズナリ。
今日はA列(2日と同じ席)友だちはD列で。
「Winter's child 」Camille
岩松さんと素敵な皆さん。ありがとうございました。
本当に、いい作品でした。大好きな覚くんが、この作品に出られたことを演劇の神様に感謝します。
岩松了さん作・演出作品でまた、川口覚くんが観たいです。岩松さん、よろしくお願いします。待っています。
初日 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170521/1495376971
ちょっと空いて2回目 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170527/1495896263
3回目 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170530/r
4回目 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170602/1496418376
5回目 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170603/1496503520
「黒島演じる一家心中の生き残りのミウという少女と、彼女を通り過ぎていく人間たちの群像劇。その中でも大きな存在となる男を堀井が演じ、「お互いがどんなふうに相手を利用したり拠りどころにしたりするのか、いろいろ考えながら書いていきたい」と岩松は言う。そのもとには、岩松のこんな思いがある。「人間って社会性を持って生きているけれども、動物のレベルに戻すとどう動くのかっていうことを見せることで、規律とかモラルって何だろうと知らしめることができるんじゃないかなと思ったんです。舞台上で行われることは不条理に見えるかもしれないけど、実は非常にまっとうなことをやっているのだと。“人もまた動物である”っていう副題をつけられるぐらい、動物的な話をやりたいと思います。男と女についても、結局は、女が男を利用して、男は消費されていくんだっていうような(笑)」。 」http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201702150000
作・演出:岩松 了 照明:渥美友宏/美術:原田愛/音響:高塩顕/舞台監督:山矢源/衣裳:戸田京子/ヘアメイクプラン:大和田一美/制作:近藤南美/宣伝美術:坂本志保/宣伝写真:柴田和彦/宣伝衣裳:兼子潤子/宣伝ヘアメイク:大和田一美/公式HPデザイン:stack pictures
キャスト:堀井新太:広沢 黒島結菜:佐伯ミウ 川口覚:吉岡/部長(富田修一) 富山えり子:秋山・家政婦・栃木←栃木 恵だったよう 金澤美穂:若い女・アオキユーコ 篠原悠伸:ミウの義兄・内山 新名基浩:大竹 藤木修:運転手・安西←安西 誠だったような 岩井七世:ミウの姉・小田切 安澤千草:ミウの母・宮本
時系列が入り乱れているし、設定で「ん?」と思う点がけっこうあるので、今日は初観だったため時系列で混乱した友だちからいくつか質問をされ、新たに考えることもあったりした。
「ファンタジーだから」と私😊
佐伯家のシーン、大竹くんが作った事実に基づいて制作したドラマ「心やさしきドン・キホーテ」(広沢のことをドラマにした)なんじゃないかと思っています。ピストルで一家心中するのも、愛する子供を残してそんな残酷な死に方はないだろうとずっと思っていて、それがドラマだと思うと、脚色かなって思うの(笑)そう思うと「?」が減ります。
あと・・ミウの姉の夫は本当に義理の兄なのか?義理の兄ではなく兄で、姉と近親相姦の関係にあるんじゃないかと(義理の母のことを「おかあさん」でなく「かあさん」と呼ぶところとか・・。
♪ふるさと
ミウの行方不明の父親と、あのドラマの中でミウが一緒になった広沢とダブります。もうミステリーの謎解きみたいな感じ。あの女性のお腹の中にいる「ミウと名付ける予定の赤ちゃん」は、ユーコであり(ミウ)彼女はミウの母親なんじゃないかなぁ・・あれ?ミウの母?とにかく行方不明の佐伯さんは毒殺されている。
ま、そういうことより「善意」について。佐伯ミウの場合、被災したわけではなく、原発事故の賠償担当責任者であることに罪の意識を持ち失踪した父親以外の家族で避難区域に6年住んでいる。
「不幸せだという実感」
その家族に「善意、善意らしきものが佐伯さんを追い込んでいた」 「善意が、善意のみからなるものでないかもしれない」と言った吉岡さんの言葉をはじめ、刺さってくる言葉がたくさんありました。善意という名の正義。「視聴者は君(かわいそうな女の子)の笑顔が見たいんだ」
(快感のために?)「物語る」「過去は捏造されてゆくものだから」
悲しみは分かち合えないということ。その悲しみが何に対するものかさえ人にはわからない。
↑ 部長、鈍感だから(笑)
部長さん、部下に嫌われている設定だけど、うざーいと思われている、いじられキャラだと思う。とても正直な人。誰よりも「復興を心から願っている」のは本当で、有言実行の熱血仕事人間。ルンバがお友達で、空気を読めないピュアな部長は、みんなの中で浮いているところが私には可愛いです。だって真っ直ぐ仕事に取り組む人だから。
大竹くんに一目置いているところも、←番組のことを「大竹さんが褒めていた」と聞いて反応した部長の、去り際の「あ、そう」が好き。嬉しそうな声だったもの〜。
文章をまとめられないーーー。再演して、多くの方に観ていただきたい作品です。
栃木さんが(秋山さんだっけ?笑)鍋の材料を買いに行くオオゼキ。レジは1階にある。2階で買ったものも1階でお会計するそうです。
この舞台は食べるシーンがあるので(美味しそう)オオゼキで食材買って作っているのでしょうね。
アフタートーク「岩松に聞けっ」コーナー(ティーチイン)があったらよかったのにな〜。
前に載せたけれど、げきぴあ「物語はメビウスの輪のように円環をなし、再び紡がれるだろう。虚から実、そしてまた虚へ。震災や原発といういつになくリアリティあるモチーフを用いて、岩松ならではのファンタジーに仕上がった。」武田吏都さん http://community.pia.jp/stage_pia/2017/05/plays-1.html
メビウスの輪のように円環をなし・・という言葉がぴったりの演出でした。
今日は満島ひかりちゃんが来てたわ〜。あとネクストの高橋英希くんと鈴木 真之介くんが来てたわ〜。
ケースネス、メンティース、使者の3人 https://twitter.com/ninagawamacbeth/status/869427379705266176
今日は覚くんに友人を紹介できてよかった〜。友人と弟さんの名前と同じだと。弟さんへのあることを聞いたら「かわいいから」と嬉しそうに言っていた覚くんにキュンとしたよ。友人のおかげだ〜。
「あゝ、荒野」はボクサーの役ではないそうです(予測が外れました)でもすごく楽しみ!