さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』
ミドリ役はダブルキャスト(周本絵梨香 / 佐藤 蛍)
上演時間 約3時間10分(第一幕:1時間35分、休憩15分、第二幕:1時間20分)
あらすじ
「未曽有の大震災から6年が経った。住人がいない地域では、動物たちが、とりわけ、イノシシが我がもの顔に人家への出入りを繰り返すという事態になっていた。一時避難を余儀なくされている添田家では、やがて帰還するために、少しずつ家の修復をしようとしていた。集まっているのは復興に尽力するとともに添田家を励ます人たちだ。
ある日、添田家の働き頭の長男(学)がイノシシに襲われ怪我を負ったところを復興本社に勤めるハタヤマが救った。一方で、線路が見える丘の上には、ひとりの若い男が立っていた。男は恋人が乗るはずだった、走って来るはずのない列車を見に来るのだった。
その頃、東京から北へ向かう列車には恋人を探しに来たミドリが女たちと共に乗り合わせていた――。」