ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

【おかえり、亮ちゃん】田島亮くん(・中嶋将人)と浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き!! 成河くん、亀田佳明さま、イキウメと浜田信也くん、宮沢氷魚ちゃん、大好きです。 演出家・藤田俊太郎くんを応援しています。小林賢太郎さん・片桐仁さんが大好き。ラーメンズは永遠に好き。BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、B'z、EddieRedmayne、大橋トリオ、kitori、宮本浩次さん。みんな大好き。なにより空が好き。 都々逸やっています。

東京国際映画祭2017『二十六夜待ち』★★★★ 


20:10という開演時間が嬉しくて、東京国際映画祭へ。
今年は『MR.LONG/ミスター・ロン』(http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20171027/1509125893)と
『二十六夜待ち』。
第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門 スプラッシュ部門といえば2年前の『アレノ』も(越川監督作品です)。ティーチインで『アレノ』の話題にもなりました。良いティーチインだったな〜。客席からの質問もとても良かった。ネットに上がるといいな。
 
記憶を失った男と震災で全てを失った女。自分をわからないことに怯える男と、波の音が消えない女。いつか男の記憶が戻ったらなんてことは観ている側が思うだけで、スクリーンの中の二人が「同じ場所に居られるようになった」はじまりのようなラストシーンが良かった。
新さんの包丁さばき美しかったわ。杉谷が孤独すぎて苦しかったけれど。由実ちゃんの激しさも、あのラストでよかった。
監督ファンらしき男性多かった。外国人の方も多いなと思っていたら英語字幕入り。終演後のティーチインも良かったので内容がアップされるといいな。
 
今日は開演前にエスカレーターの下で監督に声をかけさせていただきました。
とても素敵な映画。心が月明かりに照らされたような気持ちで映画館を後にしました。ありがとうございました。ティーチインも楽しかったです。越川さんは映画が大好きなんだなぁ。「越川組」のみんなで映画を作るのが大好きなんだなぁ。とつくづく思いました。
 
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(ただ由実ちゃんがずっとあれをつけていたのが気になってしまったけれど・・事務所NGだったのかしらね)
 
原作の舞台は仙台だけど、いわきに置き換えたということでした。方言のセリフがとても良い。
新の杉谷は方言がない設定だけど、黒川芽以ちゃんは福島の方言(  )で、方言を指導する方がつきっきりだったらしい。他の出演者もいわきの方言が多いですが、被災地に復興のため働きに来ている人たちが杉谷のお店に通っている設定なので、店内のシーンではいろんな地方の方言が混じっているらしい。ラストの東京のホテルの廊下での3人も。監督は『海辺の生と死』以来土地の言葉にすごくこだわっているそうです。
 
 作品解説「震災で何もかもを失った由実は、少しは外に出なければ、と叔母に促され小さな飲み屋・杉谷で働くことになる。店主・杉谷には謎めいたところがあった。彼は記憶を失い、覚えているのは料理をしていたことだけ。温かな人々に囲まれながらも杉谷の心は怯え、自分が何者なのか分からない孤独を抱え込んでいた。傷ついた魂を持つ杉谷と由実。ふたりは、やがて“月”と“波”がおたがいを引き寄せ合うように、心と体を寄り添い合わせるようになるのだが…。杉谷と由実を演じるのは、多くの監督から信頼を得る実力派の井浦新黒川芽以佐伯一麦の同名小説を、『海辺の生と死』の越川道夫監督が映画化。町の片隅に生きる男女の、大人の恋愛映画が誕生した。」http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=65
 
監督/脚本 : 越川道夫 原作:佐伯一麦「二十六夜待ち」(『光の闇』扶桑社刊) 撮影監督 : 山崎 裕 プロデューサー : 藤本 款 プロデューサー : 狩野善則
音楽 : 澁谷浩次 原作 : 佐伯一麦 美術 : 平井淳郎 照明 : 山本浩資 編集 : 菊井貴繁 衣装 : 宮本まさ江 録音 : 近藤崇生 音響 : 山本タカアキ
キャスト:井浦新黒川芽以 諏訪太朗 天衣織女 鈴木晋介 山田真歩 鈴木慶一 宮本なつ 足立智充 杉山ひこひこ 内田周作 嶺 豪一 信太昌之 吉岡睦雄
12月23日(土)よりテアトル新宿にて全国順次公開
 
越川道夫監督のコメント「原作の佐伯一麦さんとは、震災の直前にbook cafe火星の庭の前野さんが企画した「海炭市叙景」の仙台でのトークイヴェントで初めてお会いしました。2011年の2月のことでした。それからすぐにあの大震災がありました。その後に書かれたこの短編小説を、映画にできないかとずっと考えていたので、井浦新さんが出演を快諾してくれ、黒川芽以さんが20代最後の作品として出演を熱望してくれたのは本当に嬉しく、映画化にあたっては紆余曲折がありましたが、ふたりは待っていてくれていました。すべての記憶を失い、あたかな人々に囲まれながらも、いつも孤独と怯えの中にいる井浦さんの演じる杉谷。震災を経て叔母のもとに身を寄せる黒川さんの演じる由実もまた、孤独と痛みの中に身を置いています。孤独なふたつの魂が、月(杉谷)と波(由実)がお互いにひかれあうように心と体を寄り添わせていく姿を、ふたりは演じ切ってくれました。そして、完成した映画を観た今、杉谷と由実が寄り添い、ふたりで紡いでいく時間がこの後も、長く長く続いていくことを願わずにいられません。」http://natalie.mu/eiga/news/245938