武谷公雄さん出演の「鳥公園のアタマの中展」を観にアトリエイーストへ。またまた初めての劇団です。
リーディング『空白の色はなにいろか?』(本公演版)
「鳥公園のアタマの中展『空白の色はなにいろか?』リーディング公演+トーク。面白かったなー。朝から公開稽古(*)だったという(稽古〜本場まで1日のみ)台本を読んで変化していく様子を見たくもあり、見たくない気持ちもあり。
テツオの空白の色は何いろだろう? 演出の西尾さんには色が溢れていそう。」
三角関係の3人の空気感がおもしろい。出かけたまま戻らなかった夫と一緒に暮しているらしい女性は「代理人」として妻の前に現れた。3人が同じテーブルにいる演出中も3人で会話することはなかった。社会に適応できなかったテツオの幼さ。
同じ3人で本公演が観たいな。
(*)「毎日11時にアトリエオープン、その日のリーディング公演のための「創作風景」を展示いたします。」
作:演出:西尾佳織 ドラマトゥルク:長島 確
出演:石橋志歩(中野成樹+フランケンズ)、武谷公雄、森 衣里
https://www.bird-park.com/next
「今年10周年を迎えた鳥公園が、これからの10年のために、様々な演出家や俳優や観客の皆さんをも巻き込んで、アイデアの棚卸や創作のための実験を行います。今回は「演出家は戯曲にどう向き合っているのか」、「演出家は俳優とどのようなコミュニケーションを行い作品創作を行っているのか」に焦点をあて、普段稽古場の中で行われるプロセスを外からも見える状態で行います。各回のリーディング公演のために、演出家と俳優はその日の朝からリハーサルを始めます。また公演後には必ず、鳥公園主宰の西尾とのトークを実施。演出とは、戯曲とは、演劇とは、まさに鳥公園にとっても「原点」に立ち返る「アタマの中」展です。」
朝から夜の本番までに1日で作り上げなくてはいけないって・・武谷さんも相当お疲れの様子でした。私はリーディング公演、楽しみましたよ。上演時間70分の予定が44分に。というのも、本公演と違い小さなスペースでのリーディングだったから。
『空白の色はなにいろか?』は2015年に京都芸術センターと横浜STスポットで公開された公演と同じ戯曲らしかった(http://torikouen.tumblr.com)。昨日3月1日の『空白の色はなにいろか?』は同じタイトルだけど「ショーイング版」とあり、演出:松田正隆さんで全く違う内容がだったらしい。