ソニービル移転
Le Studioへ。2018年のテーマは「演じる。遊ぶ。プレイフルな人生！」だそうで、楽しみ。
「手堅い銀行員ジャンは、同僚の誘いで訪れたカジノで大当たり。大金を手にする。瞬く間にギャンブルの虜となったジャンは、ニースの安宿に泊まりながらカジノ通いの日々を過ごし始める。そんなある日、ブロンドの美女・ジャッキーと出会い、二人は行動を共にするようになる。勘とゲームの刹那の世界にのめり込む男と、彼を魅了する女の駆け引き。ニースの海岸の街を舞台に、ギャンブルに魅せられた男女の、エレガントでデカダントな夏の逃避行を描く愛のドラマ。ルグランの甘美なスコアが作品を彩る。」
1963年／フランス／85分／モノクロ／ブルーレイ
監督・脚本：ジャック・ドゥミ 撮影：ジャン・ラビエ 音楽：ミシェル・ルグラン 編集：アンヌ・マリー・コトレ 美術・衣装：ベルナール・エヴァン 衣装(ジャンヌ・モロー)：ピエール・カルダン
出演：ジャンヌ・モロー、クロード・マン、ポール・ゲール、アンリ・ナシエ、ニコール・ショレ、アンドレ・セルト、コンチータ・パロディ
ミシェル・ルグランを聞きなが美しく破滅的なジャンヌ・モローとクロード・マンを愛でてきました。ほんと、ルーレットは蟻地獄。
ジャンが賭ける数字にレッズの歴代選手の背番号をいちいち思い浮かべてしまう。サポーターの性ね。
賭け事で家庭が崩壊し離婚し子どもを奪われてもなお賭け事がやめられないジャッキー役のジャンヌ・モローのプラチナブロンドの髪。食い入るようにルーレットを見つめ、くわえ煙草で髪をかき上げる仕草がもう・・妖艶。何度も出てきますプラチナブロンドのシーン。ジャンヌ・モローの衣裳も素敵。
誠実さが垣間見れる青年ジャン役のクロード・マンの美しさといったら・・
ミシェル・ルグランの音楽とジャン・ラビエのカメラワーク、美しいジャンヌ・モローと美しいクロード・マンを愛でた85分に★★★★★です。
偶数か奇数か、赤か黒か、ギャンブルの天国と地獄。
ラストはそれギャグですか？と少し拍子抜けしましたが（笑）60年代のザ・ヌーヴェルヴァーグの世界は大好きです。
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