ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

イキウメ『図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの』1回目★★★★★ 


 2時間5分。今日はC列サイドブロック(サイドはC列が最前列です)
「シアターイーストにてイキウメの『図書館的人生 vol.4 襲ってくるもの』観劇。みぞみぞしっぱなし。2番目の物語をいつか『ミッション』として一本の作品で観られるかしら!美術:土岐研一、照明:佐藤啓、音響:青木タクへイ、音楽:かみむら周平、 あーーもう 今回も最高のお仕事されていて、泣く!」と帰りの電車でTweet
また観に行くので、その後に・・。
 
「図書館的人生、第四巻は意識の中の魔物、「感情、衝動、思い出」についての短篇集。」http://www.ikiume.jp/toshokan4.html
「誰かの何気ない一言で湧き上がってきた感情。突然、心の中に火花のように現れては消えていく衝動。見知らぬ人の芳香や懐かしい音楽が、否応なしに引きずり出す思い出。それらはふとしたきっかけで襲ってくる。意志とは無関係に。無視することはできても、無かったことにはできない。私達の日常は平穏に見えて、心の中は様々なものに襲われている。感情、衝動、思い出。襲ってくるもの。自由意志なんて本当にあるのか、不安になってくる_。」
作・演出:前川知大
出演:浜田信也 安井順平 盛 隆二 森下 創 大窪人衛 / 小野ゆり子 清水葉月 田村健太郎 千葉雅子
美術:土岐研一、照明:佐藤啓、音響:青木タクへイ、音楽:かみむら周平、ドラマターグ・舞台監督:谷澤拓巳、衣裳:今村あずさ、ヘアメイク:西川直子、演出助手:大澤 遊、宣伝美術:鈴木成一デザイン室
 
#1 箱詰め男(2036年)「脳科学者の山田不二夫は、皮肉にも脳に進行性の病を発症する。不二夫は病を契機に自分の体を使い、マインドアップロードの実験を試みる。それは人間の意識、精神活動をコンピューター上で機能させるというもの。不二夫は身体を捨て、自分の意識をPCに移すことに成功する。不二夫の息子、宗夫は久々に海外から実家に戻ると、父親と再会する。「父さんよ」と母親が黒い箱を指す。思い出に襲われる黒い箱。」

#2 ミッション(2006年)「山田輝夫は配達の仕事中、死亡交通事故を起こし実刑判決を受ける。原因は一時停止無視で、それは自らの衝動に従った結果だった。輝夫は、ふいに意志とは無関係に襲ってくる衝動に悩まされていた。誰が自分に命令しているのか。結果としての、この交通事故はどういう意味を持つのか。出所後、輝夫は衝動に従うことの意味を確かめるように、おかしな行動を取り始める。」

#3 あやつり人間(2001年)「由香里は就職活動を始めたばかりの大学三年生。由香里は、母みゆきの病の再発をきっかけに、学業、就職活動、恋人の全てをリセットしたいと感じる。しかしみゆきも兄の清武も、それに反対する。辛い思いをするのは由香里だからと。母も兄も恋人も優しい。しかしその優しさはどこから来ているのかと、由香里は言葉にならない違和感を感じている。そして、その違和感は視覚化されていく…。」