埼スタからKAAT。
主役の伊藤健太郎くん人気かチケット取れなかったと嘆いていたところ声をかけてもらい(ありがとう)観て来ました『春のめざめ』
初演も観たけれど今回も透明のアクリエパネルの中に閉じこめられた思春期の子供たち、パネルの裏の世界、高い壁の上から見下ろす大人たちを描いた白井さんの刺激的な演出すごく好き。
あのホイップクリームの演出、北原慎太郎さんの振付(14歳の群舞)が訴えかけてくるものがすごくて苦しい。
原作:フランク・ヴェデキント 翻訳:酒寄進一 音楽:降谷建志 構成・演出:白井 晃
出演:伊藤健太郎 岡本夏美 栗原類 /小川ゲン 中別府葵 古木将也 長友郁真 竹内寿 有川拓也 川添野愛 三田みらの / あめくみちこ 河内大和 那須佐代子 大鷹明良
席が通路横だったので、キャストがなんども行き来して、その度に緊張したわー。
メルヒオール役の伊藤健太郎くんは若いのに色気がある。ヴェントラ役の岡本夏美ちゃん、二人ともよかった。メルヒオールが初演の志尊淳くんと対照的くらい違うので、印象が全然違う。
初演から続投モーリッツ役の栗原類くんには今回も引き込まれる。