詩森さんのTwitterにあった舞台写真(撮影 保坂萌さん)より
行ってきました!いつもの水曜日は19時まで出られないので18時30分に帰らせてもらおうともくろんでいましたが、昨日にかぎって18時に終わったという・・神様ありがとう。
serialnumber『機械と音楽』は、私が2011年から観てきた風琴工房〜serialnumberとは違うものでした。
吉祥寺シアターの上まで使った演出。美術、照明、生演奏にワクワクしたよーー。
ただ情報量が多くて耳慣れない構成主義者たちの名前が飛び交うので頭の整理に時間がかかってしまいます。
イヴァンと3人の女性との言葉のやりとりや、「たった一人の〜」というせりふが胸に張り付いたまま、帰りの電車でイヴァンが残したドローイングやメーリニコフが建てた建築物の写真を眺めていました。
レーニンの死からスターリンへと政権が移り、アヴァンギャルド運動が破綻。政府が必要としたのは経済発展に必要な建築家という機械だったのかな・・。
革命ってどういうものか聞いてきた幼なじみの女の子に「たとえば君の手があかぎれにならないような」と答えていたイヴァンが妻に語った理想の集合住宅とは・・。
最初のシーンで、イヴァンがヴェスニン先生の部屋で設計図を見たその瞬間に天才の顔に変わった、その鋭い表情が客席にいる私の体をぐーっと後ろに押した。 あのイヴァンがもっと見たいよ。←ずっとではなく、うまく言えないけれど、出てきてほしい。
終演後、浅野さん(なんて軽やかに演じるのでしょう!)にまずご挨拶をして、亮ちゃんに正直な感想を伝えました。亮ちゃんはくたびれ果てていました。昼間ゲネプロ、夜本番だものね。
会えて嬉しかった。