（源義経、17世紀アイヌと対立・搾取と酷使、非道な弾圧を加える倭人 松前藩側にいる文四郎、1974年北海道白老町長襲撃事件を起こした青年）を演じていて、物語のキーマンです。
ザ・スズナリにて大好きな田島亮くんが客演として出演している『コタン虐殺』初日観劇。
serial number常連の杉木隆幸さんと藤尾勘太郎さんもいます（3人の場面に胸が熱くなる詩森組ファンの私）
面白かった。冒頭の殺陣から引き込まれる。アイヌにまつわるいくつかの物語が交錯するけれど難しくなくエンタメとしても楽しめる詩森さんらしい舞台。まさかのススキノのバーの一見さん客になった感まである！
初日なのであまり書けないけれど…
差別、、決して昔話ではないテーマがそこに。
ろばさんがつけたオブラートに包まれていないコタン虐殺というタイトルすごい。
倭人からの弾圧、迫害、そして虐殺。（倭人は中国の歴史書に書かれている日本人のこと）（松前藩が誕生するとアイヌ民族との交易権を独占）
「詩森ろばの小返しは緻密でスリム化も同時進行。熱いニンゲンが蠢くアイヌ世界。江戸時代の蝦夷地と現代社会が劇的に錯綜するエンターテインメント音楽活劇。」代役とは思えないほどこの舞台にいなかったらどうなるんだろうと思わせる流山児祥さんの作品紹介Tweetですが、まさにこれです！
鈴木光介さんの生演奏が素晴らしくて感動しました。刀を振り下ろす音（これは今日から加わったそうです）からいろんなシーンのその音までも⁈と唸りますよ。その演奏につい目がいってしまいました。その音に泣きますよ。
杉山至さんの美術もすごくて、俳優たちが殺陣だけじゃなく美術においてもすごいことしてます！
コロポックルのような勘太郎さん可愛い。
今回の田島亮くんは3役（源義経、17世紀シャクシャインの戦い／アイヌと対立・搾取と酷使、非道な弾圧を加える倭人松前藩側にいる文四郎、1974年に白老町長襲撃事件を起こした青年）を演じていて、物語のキーマンです。でキーマンであり私の大好物の役でした。とても難しい役です。みんなに観てほしい。
東北の武将 源義経が蝦夷地に渡ったという話。チャレンカというアイヌの娘との悲恋（伝説）もからませた詩森さん。チャレンカが立った神威岬に想いを馳せます。
★ショヤコウジ兄弟の戦い
★シャクシャインの戦い ←今回のコタン虐殺では1669年の「シャクシャインの戦い」と1974年の「白老町長障害事件」が描かれています。
★クナシリ・メナシの戦い ←国後・目梨の戦い
流山児★事務所公演『コタン虐殺』
http://www.ryuzanji.com/2019/r-2002.html
作・演出：詩森ろば
音楽・演奏：鈴木光介
芸術監督：流山児祥
2020年2月1日(土)～9日(日) 下北沢 ザ・スズナリ
右は義経モードでとお願いしたときの亮ちゃんですが、下の右下の方が義経ですね。↓
初日乾杯に参加させていただきました。皆さま、ゲネと本番お疲れさま😊
そして亮ちゃん、大好きーー。いつもありがとう❤️
可愛いショット載せておきます（見苦しい私はカットして）。
彼は袖で「イヨマンテの夜」を歌っていたかもですね😊
千秋楽まで健やかに駆け抜けてください！
