見逃せない森山開次さんのシリーズの公演詳細が発表されました。
シリーズといっても最初は新国立劇場で、次はKAATキッズ・プログラムなのですが・・。
『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』
公式サイト https://www.kaat.jp/d/hoshino_oujisama
演出・振付・出演:森山開次
美術:日比野克彦
衣裳:ひびのこづえ
音楽:阿部海太郎
出演:オイヤマダ、小㞍健太、酒井はな、島地保武/坂本美雨 池田美佳、碓井菜央、大宮大奨、梶田留以、引間文佳、水島晃太郎、宮河愛一郎
演奏:佐藤公哉、中村大史
森山開次さんコメント
『星の王子さま』に散りばめられた美しい言葉、心に刺さる言葉を、身体表現で綴り直したい。
そして、著者サン=テグジュペリの前書きにもあるように、この舞台を子どもたちのためだけでなく、かつては子どもだった大人たちに届けたいと思う。
飛行士であった彼は、空から鳥瞰した人間の姿を、私たちへのメッセージとしてこの物語に投影した。
政治、軍事、人間批判や、命、宇宙への賛歌、そして、人と人の繋がりの宝。
飛行機とともに大空で命を絶ったサン=テグジュペリの人生を、より深く重ね、この『星の王子さま』を見つめ直したい。
身体表現だからこそできる『星の王子さま』。
「大切なことは目には見えない」
この言葉に託したサン=テグジュペリの思いを、ダンスでどのように伝えることができるのか。
大きな挑戦となるだろう。
【『星の王子さま』あらすじ】
飛行士の「ぼく」は砂漠に不時着し1人の少年と出会う。
少年がある星からやってきた「王子」であることを知る。
王子の星は家ほどの大きさで、3つの火山と巨大なバオバブの芽と
1輪のバラの花があった。王子はバラの花を大切に世話していた。
ある日、バラの花とけんかしたことをきっかけに、
他の星の世界を見に行くために旅に出る。
そこで出会うのは
- 自分の体面を保つことに汲々とする 王様
- 賞賛の言葉しか耳に入らない 自惚れ屋
- 酒を飲む事を恥じ、それを忘れるために酒を飲む 呑み助
- 夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やす 実業家
- 1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている 点燈夫
- 自分の机を離れたこともない 地理学者
といった、どこかへんてこな大人ばかりだった。
新国立劇場主催「サーカス」
KAATキッズ・プログラム2018『不思議の国のアリス』
どれも素晴らしかったので、オススメです。お子様連れが多いですが、かつてお子様だった私たちも。