今日は映画『椿の庭』舞台挨拶回(2000年?に「唐版滝の白糸」のお甲さんに一緒に魅了されコクーンに通った友だちと)、夜はALTAR BOYZのレジェンド初日へ(12年前に彼らのプレビューを見て、その後一緒に聖地FACEに通ったその友だちと)
感動しっぱなしの1日。何回も涙出ちゃった1日。何からどう書こうか…
『椿の庭』の富司純子さんは見ないと人生損するレベルです。大きなスクリーンで美しい佇まいの、役なのか富司さんなのか、静寂に包まれた美しい庭と古い家で丁寧に暮らしてきた家族を見て!「新聞記者」より先に撮った(日本に来て初めて撮った映画)この映画のシム・ウンギョンさんも必見です。
大好きなチャン・チェンの佇まいもステキでした。特別出演なのにすごい存在感。彼もいるだけで絵になる美しいひと。
美しい映像と美しい人・美しい暮らしを堪能しました。舞台挨拶で鈴木京香さんが言ってらしたように、自分の暮らしを見つめ直したくなる映画でした。
後で書きます。というかもう1回観たい。
絹子さんを演じた富司純子さんのコメント「私の演じた絹子は夫との幸福な日々を過ごした幸せな女性で、純粋な可愛い人でした。その彼女をイメージし、上田監督の希望で衣装には私の着物を使いたいとのことで、撮影前に何十枚もの着物と帯を合わせ、その中から選んで頂きました。撮影をした場所の、庭の藤棚の美しさ、家の歴史ある風格、庭から見える海、時間によって変わる景色など…すべてが今も印象に残っています。共演のシムさんは可愛いし、鈴木さんは本当の娘のように思えました。そして、上田監督は演技しやすいように雰囲気作りをして下さり、カットごとにとても良い気分にさせて下さいました。自然光の照明、カメラアングルの美しさなど映像の素晴らしさを楽しんで頂きたいです。」
監督・脚本・撮影 上田義彦
張 震(チャン・チェン)特別出演
田辺誠一 清水綋治 内田淳子 北浦 愛 三浦透子 宇野祥平 松澤 匠 不破万作
「手を抜かずに生きる富司純子75歳 私物の着物で出演した『椿の庭』に見る究極の美しさ」
写真家・上田義彦が初監督作の映画『椿の庭』で描くのは、家に宿る人の記憶。2021.03.29 文:山田泰巨
シム・ウンギョン“最初の日本映画”が公開に。「さまざまな女性像を表現したい」ぴあ
『旅色』シム・ウンギョンさんにインタビュー💐✨
黄(ファン)役の チャン・チェン コメント「上田監督の脚本は詩的な美しさを潜め、読んでいるうちに自然と脳裏に優美な映像や光景が浮かびました。今回は日本語の脚本とセリフということもあり、特に言葉への理解と練習に努めました。 撮影前には監督と役柄について意見を交わし、撮影中も監督のスタイルを観察することで、この映画で構想されている世界観への理解を深めることができました。 共演した富司さんについては、撮影前に多くの出演作を鑑賞しました。 現場では、富司さんが座っているだけで役に注ぐありったけの感情やエネルギーが伝わってきました。ウンギョンさんは、非常に聡明かつ明敏な役者で、監督が投げかける課題を的確に解釈しています。彼女の芝居には驚かされました。」