復活したといっても私は初の新宿シアタートップスにて本多劇場グループnext・リーディング公演『BIRTHDAY』。C列で。おもしろかったーー!
妊娠中のエド(夫です)と、同じNHSの産婦人科医院で長男チャーリーを産んだリサ(妻)がベッドに座り背中合わせでストレスと不満をぶつけ合う会話にハラハラしたり頷いたり。
NHS (National Health Service) はイギリス政府が運営する国民保険サービス事業。市民病院でなくそこで出産を選んだ夫婦。トランスジェンダーではない男性の出産間近の一夜。トランスジェンダー男性の出産のニュースを見たのは2年くらい前かな?検索したら日本でも実例があるようです。男性の観客は身にしみて、身体もキュッとなっちゃいそう。
この夫婦の目線になるので呑気に見える助産師(しずちゃん)にイライラしたり、研修医の登場で目を丸くしてしまった私。届かないナースコール、どうなっているんだ、ここは。だから〜を選択しなければよかったんだよぉ。
やっぱり亀田佳明さんは豊かで最高です。つい亀ちゃんばかりに目がいってしまう。視線をそらせなかったのよーー。亀ちゃんの演技を観られるってホントに幸せ。
本多劇場グループnext『BIRTHDAY』
作:ジョー・ペンホールJoe Penhall(映画『ザ・ロード』も)
翻訳:小田島創志
演出:大澤遊
出演:亀田佳明 / 宮菜穂子 / 山崎静代 / 石山蓮華
照明:鷲崎淳一郎 音響:青蔭佳代 美術・舞台監督:本多慎一郎
STORY「エド(夫)とリサ(妻)にまた子供が生まれようとしている。妊娠しているのはエド。NHS(国民保健サービス)管理下の病院で帝王切開に臨もうとしているが、病院は人員不足、研修医ですらオーバーワーク気味。エドは病院に持っていくバッグの準備ができていなかったとリサを責めたり、妊娠下のストレスや病院の対応について不満をもらすが、リサが前回の出産で難産だったために彼自身が妊娠する、という手段を取るほかなかった。」
「エドやリサの会話から、NHSの問題や白人ミドルクラスによる人種差別、男性目線で作られた社会の問題が見えてくる、皮肉の効いたコメディをリーディング形式でお届けします。」
妻・リサ役の宮菜穂子さん
明日初日を迎える「BIRTHDAY」。
— 宮 菜穂子 Naoko Miya (@miyanaoco) 2021年9月14日
出産を迎える日(産むのは夫)の病院での数日の物語。そう産むのは夫なんです。
私は双子産んだ月に夫は地方で、当日数時間のご対面だったけど、もし一緒に過ごしてたら、こんなに会話したんだろうか、こんなに思ってることぶつけ合ったんだろうか?!とふと思う。
ほとんどの動きを封じられた朗読劇だからこそ、気付けることがあるはず。
— しずちゃんの創造と破壊チャンネル【公式】 (@sizusozotohakai) 2021年9月12日
稽古場は優〜しい〜空気が流れています。https://t.co/uPjBmo8t0j pic.twitter.com/MyvIx1ewE7
研修医・ナターシャ役の石山蓮華さん
わーい!!!新宿シアタートップスでこの後19時から「BIRTHDAY」初日です!!!わーいわーい!!!
— 石山蓮華 『犬もどき読書日記』刊行🐶 (@rengege) 2021年9月15日
当日券での気軽なご観劇もお待ちしてます!!https://t.co/mEs4zFwUyL pic.twitter.com/lT326xsLWE
本多愼一郎さん
無事初日を迎えることが出来ました。
— 本多 愼一郎 (@shin1rohonda) 2021年9月15日
20日までどうBIRTHDAYが成長していくのかとても楽しみです。
2年ぶりぐらいの舞台監督。
不慣れでみなさんに支えてもらいながらで、
緊張しました、暗転見えない、老眼で台本を暗闇で見ることで目の衰えを感じました。
是非ご観劇下さい。 https://t.co/7RxVe4Wig7
『ダム・ウェイター』、『外の道』、『BIRTHDAY』ときて大澤遊さん続きます。
『ダウト』と『冒険者たち』そういえば劇場に長塚さんもいらして、あれ?さっきKAATにいたのでは?和子先生とトークしていましたよね?と二度見しちゃった😆『近松心中物語』そしてインスタライブ面白かったですと心の中で話しかけました。