今日金子みすゞ童謡集「さみしい王女」が届きました。みすゞの詩をはじめて読んだのは二十歳のころ、友だちがプレゼントしてくれた詩集「私と小鳥と鈴と」でした。
今月の100分de名著は「金子みすゞ詩集」【指南役】松本侑子さん、アニメーションは大好きなケシュ#203、朗読は私が好きな俳優のひとり石橋静河ちゃんという素晴らしい布陣!
「小さな命の愛しさ、人間の孤独、生きることへの希望をうたった詩を500余篇書きましたが、26年の短い生涯で一冊も詩集は出版されませんでした。」詩集も2冊詩しか読んだことなく、みすゞのことは何も知りませんでした。
講師の松本侑子先生のお話がとてもよかった。
石橋静河ちゃんの朗読で金子みすゞの優しい言葉がこだまのように響いた一か月。松本侑子先生の言葉はやわらかく金子みすゞさんとその詩への愛が溢れていた。
「ナカノヒトも早くもみすゞロス、松本先生ロス、石橋静河さんロスになりそうな気配。」と名著公式さん
今夜(1月31日)10時25分~NHK Eテレ #100分de名著「#金子みすゞ 詩集」いよいよ最終回。没後みすゞが再び見出された経緯や私達が今みすゞの詩を読む意味について考えます。ナカノヒトも早くもみすゞロス、松本先生ロス、石橋静河さんロスになりそうな気配。ぜひお見逃しなく。https://t.co/PELtODnTBy
— 100分de名著 (@nhk_meicho) 2022年1月31日
私も松本侑子先生ロス、石橋静河ちゃんロスになりそう。来週も会いたいです。
最終回で紹介された金子みすゞ の「このみち」という詩でまた「だからビリーは東京で」を思う。
「僕はきっと、どこかに辿りつきたいはずなんです。ここはその途中の場所のはずなんです」
「このみち」
このみちのさきには、
大きな森があろうよ。
ひとりぼっちの榎よ、
このみちをゆこうよ。
このみちのさきには、
大きな海があろうよ。
蓮池のかえろよ、
このみちをゆこうよ。
このみちのさきには、
大きな都があろうよ。
さびしそうな案山子よ、
このみちをゆこうよ。
このみちのさきには、
なにかなにかあろうよ。
みんなでみんなで行こうよ、
このみちをゆこうよ。