ということで、本日も『導かれるように間違う』でした。だって大好きな2人が出ているのですからね🤭。と言っても「EDGES」と「バイオーム」は観なかったので成河くんは久しぶりです。
今日はL列の、2回目の席と逆の通路側。
これ、どんどん面白くなっているんですけど… 日毎にこんなにアップデートされていく舞台って観たことないかも。
『導かれるように間違う』3回目★★★★★
帰りに、やっぱり複数回観たという知り合いと感想を立ち話していたら脚本を書かれた松井周さんと遭遇!ゲネ以来の観劇だったらしい松井さんの感想も聞くことができて、こちらからも感想をお伝えできて、すごくハッピーでした。
ヘビーな内容なのに後味が悪くないのは演出の近藤さんの手腕だと思うのですが、その知人が「実は怖いのに子どもたちが楽しめるグリム童話のよう」と言っていて、確かに!近藤さんは寓話的な演出で見せている。「知るととても怖いけれど、笑ってもいいという具合に…」(←言葉は正確ではないけれど、松井さん談)。
カーテンコールで出演者が探していたのは松井さんかな〜。近藤さんを見つけて舞台に呼びたそうでしたね。
以下、明日が千秋楽なので、ネタバレしています。多分とりとめなく書く…
「オンリー・フォワード!」ただ前進するしかないのだ。後ろを振り返ってはいけない。後戻りは許されない。と、ネットで実況中継する場面。新しい国を統治しているだろう先導者の後ろ姿の肖像画がなんか近藤さんっぽい天然パーマ 笑。上着の柄が患者たちのツナギの柄と同じ。結局それもスマホで操作しているからシステムが壊されると消えるからけっこう脆い。
最後の額縁の場面。彼が起こした事件があった現場だろう交差点の記憶のとき、照明による街が床に映し出された。3回観たのに今まで気づかなかったよー。
また書きます。
あ、以前成河くんが「戯曲脱稿前に、タイトルのインスピレーションだけで書かれたんだとか。」と紹介していました。埼玉県ご出身の画家・阿部海太さんによる描きおろしのチラシを載せておきます。
7月31日にこの作品を上演する北九州市芸術劇場さんのTweet「さいたま公演の視察に行った制作担当からも感想が届きました‼️👇👇『誰かに影響され、正しくあろうとすることでズレていくココロとカラダ。そんな暮らしの中のもどかしさを波のように連れ去って不思議な爽快感が残る作品。』」
先日、さいたま公演の視察に行った制作担当からも感想が届きました‼️👇👇
— 北九州芸術劇場 (@kicpac) 2022年7月17日
『誰かに影響され、正しくあろうとすることでズレていくココロとカラダ。そんな暮らしの中のもどかしさを波のように連れ去って不思議な爽快感が残る作品。』
続 pic.twitter.com/lJpOcTWsRP
『ヘンリー八世』が終わって令和4(2022)年10月3日~令和6(2024)年2月29日まで改修工事のため休暇になる我らがさい芸。寂しいなぁ。大掛かりな工事らしく一部だけ開けるとかできないらしい。寂しいなぁ。
桃🍑バー。