『ライカムで待っとく』の兼島拓也さんのエッセイとオーディオドラマ
時間｜ＰＲ誌「ちくま」特別寄稿エッセイ｜兼島 拓也｜webちくま
溶けるものと溶けないもの１・２・3
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FMシアター「浜辺のラテン音楽隊」
～バカヤロー！！メリッサ、おこだよ！～
【出演者】屋比久知奈 アサミ・ヴィクトリア 古川裕士 春川賢 森淑乃 森紀子 古賀仁翔 小ヶ倉至楽 四辻瑠香 梶原萌心
【作】兼島拓也
【音楽】望月誉
【スタッフ】制作統括:生田寛 技術：名越大樹 音響効果：野村知成 演出：鶴谷宥輝（沖縄局制作）
【あらすじ】「様々なルーツを持つ子どもたちが所属する沖縄の音楽劇団。ラテンの楽器がいつも陽気に響いている。日系ペルー人の母を持つメリッサ（屋比久知奈）は、母の友人・ベロニカ（アサミ・ヴィクトリア）に誘われ劇団に入団する。そこで出会ったのは、アメリカ兵の父と沖縄出身の母を持つ中学生・雄輝（古川裕士）。引っ込み思案な彼は、なぜか劇の主役をやりたがる。しかし発表会直前、メリッサは雄輝から役を下りたいと相談を受け・・・。陽気な音色を奏でるラテン音楽隊。音楽で表現されるそれぞれの思い。」
すごく良かったからぜひ聴いてほしい。情景が浮かぶし、主人公だけではなく登場人物一人ひとりのドラマが書かれていて、最後に物語をぎゅーっと抱きしめたくなる。音楽も素晴らしい。劇中劇に『アンティゴネ』復讐劇、コロス… 言葉遊び的に物語に、ラストにリンクしてる。
途中に出てくる沖縄の方言「タックルス」に『ライカムで待っとく』のある場面を思い出しちゃった。
「ちくま」ヒグチユウコさんの絵が可愛い表紙
