日生劇場にて初日ぶり、2回目の『テラヤマキャバレー』最前列のほぼセンター。目の前でおおきな慎吾ちゃんの歌と言葉に圧倒される。
『テラヤマキャバレー』Inspired by Shuji Terayama初日★★★★★
以下、取り急ぎポストしたものを
音楽劇で言葉の劇だ。最高に痺れる言葉で溢れていて全部持ち帰りたいと思った。寺山修司の最期の夜の夢の中。劇団員たちの寺山さんリスペクトにジーンとしちゃう。
私が寺山作品や「天井桟敷」の舞台を、寺山さん作詞の曲を、もっと知っていたら色んな気づきがあり、さらに楽しかったと思うのでちょっと悔しい。
初日も思ったけれど香取慎吾ちゃんのオーラ、観客を引き寄せる吸引力たるや…凄い。大柄な寺山修司もオーラが凄かっただろうと想像できます。カーテンコールのチャーミングな笑顔な彼とは別人だった。
成河くんの唐十郎さんの立ち方・歩き方が唐さんすぎた。「白粥」という名前をつけてもらった成河くん、歌声、体のキレのよさ、神経が指先までピシッとなってて美しかったです〜。カーテンコールは誰の真似していたの?(目の前でした😊)三輪さん?
「死」の凪七瑠海さん、寺山修司に手を差し伸べる時思わず私も手を伸ばしそうに…。誰かの歌を聴いているときリズムをとる姿のカッコよさに眼福。
「私の墓は、私のことばであれば、充分。」2024年の新宿にテラヤマ(テラ)という源氏名のホストはいたけれど、皆がスマホを持ち「言葉を持たない」時代だった。
けれど、寺山さんも三島さんも唐さんも野田さんも、言葉を何百年も先まで言葉を遺すのだろうな〜。だからもっと演劇が身近になればいいなー(今の料金設定だと若い人は商業演劇を観てくれない)(小劇場が認知されるにはどうしたらいいのでしょうね🤔)
あー… 私が演劇好きになったの『身毒丸』で、沼にハマったのは『唐版 滝の白糸』です😃(どちらも蜷川幸雄演出)
『テラヤマキャバレー』Inspired by Shuji Terayama