24日の土曜日、吉祥寺シアターにてマームとジプシー『equal』観劇。整理番号(50番台)付き自由席だったのでF列センターブロックへ。
「20代、藤田は自身が過ごした地元での出来事や記憶をテーマとして数々の作品を生み出してきました。今回、約1年をかけて地元である伊達市やその周辺を改めてリサーチ。そこで得た史実を出発点とし、自身が過ごした18歳までの感覚と照らし合わせながら、これまでとは違った切り口で再び原風景と向き合いました。あの頃見ていたものの輪郭が少しずつ鮮明になり、そして、世界が大きく変容していく中で見える「今」の景色とは。ぜひ、ご期待ください。」
約2年ぶり「Light house」以来、藤田貴大さんによる新作「equal」です。『ガザ・モノローグ』の後だったので、ふたつが同じ延長線上(まさに「てんとてんを、むすぶせん。」)にあったので、苦しい気持ちになってしまったけれど、いつもより響かなかったのは『ガザ・モノローグ』が現在進行形のリアルだったからかも。マームとジプシー、いつもは「もう一回観たい」ってなるのに。
作・演出:藤田貴大 出演:荻原綾 尾野島慎太朗 成田亜佑美 波佐谷聡 召田実子 吉田聡子
衣装:若林佐知子(swllow)シューズ:trippen ヘアメイク:大宝みゆき 照明:小谷中直美 音響:今里愛(Sugar Sound) 映像:召田実子、宮田真理子 舞台監督:熊木進 宣伝美術:名久井直子
北海道空襲 太平洋戦争の犠牲者(伊達市)
今回は違うけれど、マームとジプシーの衣裳をよく担当しているsuzuki takayukiさんデザインのスカーフ購入。可愛いって飛びつきました。