俳優座にて俳優座劇場プロデュース『音楽劇 母さん』観劇。再々演でしたが私は初。10列目。(2005年山彦の会プロデュースで初演→川崎の劇場+昭和音大の2005年に山彦の会にて初演共催(土居さんはここから)→俳優座プロデュースで今回の座組で三演目ねー」と教えてもらいました。)
生誕120年のサトウハチローさんの物語。「小さい秋みつけた」「悲しくてやりきれない」など可愛らしく繊細な歌詞の童謡や流行歌を残した彼はとてもおおらかで甘えん坊で楽しい人だったんですね。あの愛情深いお母さんだったから。
知らない歌も多かったけれど、ピアノとバイオリンと皆さまの歌声が沁みる沁みる。
後世のために作った「木曜会」でモテモテのハチローさん可愛い。
ラストの菜の花畑でのハチロー(阿部裕さん)とお母さん(土居裕子さん)、浅野雅博さんの福士幸次郎の言葉に涙涙でした。そして色々あった家族写真のくだりに号泣…
1903年生まれのハチロー少年が「おそ松くん」で流行ったシェーのポーズしていたことは置いておいて。笑
仙台の場面でサトウハチローのお母さんが讃美歌の「慈しみ深き」を歌う場面があったのだけど、キリスト教だったのかな〜?(と書いたら「お母さんはキリスト教の信者だったらしい」と。)母校がキリスト教の学校で毎日毎日讃美歌を歌っていたから今も鼻歌でこの曲を歌ってしまう日々♫
あらすじ「昭和十九年の夏。詩人の八郎は入隊を望む息子の反抗的な態度に手を焼いていた。だが八郎もまた少年の頃、父に反発していたのだった。放蕩な父・紅緑(こうろく)のため十代半ばで母・春と別居することになった八郎は中学を退学、離島に送られるはめになる。「なぜ俺がこんな目に遭うんだ。あんたが俺を捨てたからだ。あんたは冷たい、丸ごと母親失格だ……」すれ違った思いのまま、八郎が二十二歳の時に春は世を去ってしまう。時が経ち、詩集『おかあさん』でベストセラー作家となった八郎だったが…。」
作:堀江安夫 演出:横山由和 音楽:新垣雄
春・鳩子: 土居裕子、詩人: 阿部裕、八郎・忠:町屋圭祐、紅録・柿親父・支配人: 福沢良一、幸次郎: 浅野雅博、喜美子・生徒2・踊子2:仲本詩菜、節・生徒3・踊子3:佐藤礼菜、ヨネ・生徒1・踊子1: 小暮智美
演奏:ピアノ新垣雄、バイオリン植村薫
文学座本公演「オセロー」限定チラシ💕浅野雅博 さんバージョンいただきました!カッコイイーー❤️
俳優座劇場は開場より70周年の2025年4月30日をもって閉館とのこと。六本木駅近くで濡れないし、後ろの席でも観やすい良い劇場だから… 椅子だけ直せば良いのに。
初舞台が俳優座劇場だった浅野さん
え"!
— 浅野雅博 (@masa_asano0327) 2023年6月13日
しばらくショックでぼーっとしてしまいました…。この劇場の初舞台のゲネで舞台から落っこちて鼻を折って以来、幾度となくお世話になってる劇場。どんなに離れても自分にとってはホームでした。来年もある!慈しむように舞台に立つ。#俳優座劇場 #音楽劇母さん