ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

藤田俊太郎演出『リア王の悲劇 THE TRAGEDY OF KING LEAR』/『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』

リア王の悲劇 THE TRAGEDY OF KING LEAR』f:id:Magnoliarida:20240613132902j:image
リア王」には、クォート版『リア王の物語』とフォーリオ版(シェイクスピアによる改訂版)『リア王の悲劇』があり、この折衷版が『リア王』として上演され続けてきました。今回はこれまでの『リア王』とは異なる、河合祥一郎による新訳のフォーリオ版を、日本で初めてとなる舞台化。演出は、ミュージカルからストレートプレイまで多彩な作品を手掛け、本年2月に第31回読売演劇大賞の大賞を受賞するなど、いま最も注目される演出家のひとりである藤田俊太郎。初めてのシェイクスピア作品に挑みます。メインシーズン<某>(なにがし)の開幕作品となる本作は、人間とは私とは何かということを大きく問うことで、シーズンテーマに迫ります。今回の上演では、時代をキリスト教が入ってくる前の3~5世紀のブリテンに設定し、人間としての在り方や尊厳を見つめ直します。特に女性の登場人物たちに新たな解釈を施しながら、リアの生き様を通して人間の本質に迫り、2024年の現在に問うべきテーマを多義的かつ豊かに表現します。
リア王の悲劇』9/16(月・祝)~10/3(木) <ホール内特設会場>

https://www.kaat.jp/public_kanagawa-arts.or.jp/event_pdf/flyer_lear.pdf

品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』

原作:村上春樹(短編「品川猿」「品川猿の告白」より)
原案・構成・演出:マシュー・レントン
演出協力:サンディ・グライアソン
脚色:サンディ・グライアソン、マシュー・レントン
翻訳・ドラマトゥルク:阿部のぞみ   
出演:那須凜 サンディ・グライアソン 伊達暁 エリシア・ダリ 田中佑弥 サム・ストップフォード 家納ジュンコ アイシャ・グッドマン エイリー・コーエン(人形遣い
【プレビュー公演】2024年11月28日(木)
【本公演】2024年11月29日(金)~12月8日(日)

美術:堀尾幸男 音楽:宮川彬良 衣裳:有村淳 照明:大石真一郎 音響:徳久礼子 ヘアメイク:野澤幸雄 擬闘:栗原直樹 演出助手:木下マカイ 舞台監督:横沢紅太郎

本作は、世界で最も著名な日本人作家である村上春樹の短編小説『品川猿』、『品川猿の告白』を原作とした幻想的なコミック・ミステリーです。人間の女性に恋し、思いを遂げるために、その名前を盗んでしまう「品川猿」の叶わぬ恋の物語をベースに、他者への強制、罪と救済、記憶、そしてアイデンティティといった多層的なテーマを内包しています。