今日は夏休み③
中野ザ・ポケットにて西瓜糖『かえる』千秋楽観劇。 とても良い千秋楽でした。
応援している田島亮くんが西瓜糖に呼んでもらえて、素晴らしい座組の方たちと良質な作品を生み出してくれた。それを観ることが出来て本当に良かったです。
今日の客席の盛り上がり(男性の笑い声が多く)が凄くてちょっとびっくりしたけれど…。笑
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本が凄くて、演出が的確で、俳優の演技、音楽・音響・照明、衣裳(モンペの柄や素材でその人たちのいる環境がわかる)、全部良かったーー。
キャスト:石田圭祐 八代進一 田島亮 齊藤広大/駒塚由衣 日下由美 黒川なつみ 藍川メリル 朝日小晴/奥山美代子 山像かおり
作:秋之桜子 演出:高橋正徳
美術:乘峯雅寛 音楽:坂本朗 照明:賀澤礼子 音響:斎藤裕喜 衣裳:上岡紘子 小道具制作:藍川メリル
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観た人にしか伝わらない感想になっちゃうけれど… ぼちぼちと
健次くんが見た戦闘機に乗っていた青い目の青年の話。敵同士ではなく 同じ人間なんだ。だから戦うことが、敵を倒すことが、価値のあることだとは思えないという話でウルウル🥲 豊川工廠に行くと言ったピュアな八重ちゃんの近くにいてくれてよかった。(撮影:古元道広さん)
(世界中の若い兵士が皆、コンビニ大好きで恋がしたくて銃なんて持ったことなかったボクであり彼であり、戦争なんて終わらせたいんだ。だからそう書いたメモを入れた瓶を彼の穴に投げた。松尾スズキさんの『ボクの穴、彼の穴。』のそれをいつも思い出します)
B29の空襲警報で皆が逃げる中、輝雄の「蛙戦争」を編集部に見せるために東京に帰った常盤子編集長がボロボロの姿で輝雄の原稿を持って戻ってきた緒方家の部屋でミツにした長い独白が凄くてブワァと涙が😭。ウキウキと夫の好きなスキヤキのお肉買ったその後、空襲で燃えている家に走って戻るのだけど、原稿が無事であるかどうかしか頭になく夫が中にいることを忘れていたと。純文学作家の夫が戦争に行くと言った時も「帰ったら面白いものを書くはず」だと止めなかったと。その夫を主人公にした小説を輝雄に書かせていたんだもの… 輝雄が言ってた「あの人は僕の才能にお熱なんだ」も本当で、目の前で夫が燃死したことも引きずらなそうな凄い女性でした。「今まで見ていたけれど、自分のことじゃないからわからなかった」ミツさんが葉山に来てときに言っていた「人が吹き飛ばされても他人事だった」というセリフとリンク。もしかしたらそれさえ元にして輝雄に小説を書かせるかもですが。
というか輝雄が常盤子さんくらい野心家だったら関係を疑っている父と元兄嫁の妻和子とのことを小説にするだろうな〜テルさん父のこと好きだから書けないね(太宰治ほど根っからのクズではないから)。
あと何よりも帝大の教え子たちを戦地に向かわせた緒方先生(輝雄の父)を演じた石田圭祐さんの演技が圧巻でした。終戦の知らせに生徒たちから届く大量の手紙を握りしめ「お前が死ねばよかった」と輝雄に殴りかかった緒方先生の、この先が心配です。輝雄が優しく面倒を見るだろうけれど。
照明の賀澤礼子さん
あのオシャレなカンカン帽も椿組の外波山文明さんの私物なんですって。
https://x.com/kaoriokaki/status/1819022159488192646?s=46
西瓜糖第11回公演『かえる』4回目★★★★★
健次役の齋藤広大くんのイラスト可愛い🐸
千秋楽!超満員!ありがとうございます㊗️ラストよろしくお願いいたします!! pic.twitter.com/PhiRM0Kr6F
— 齊藤広大 (@saito_kodai) 2024年9月3日
こんな紹介もしてくれていたのね。
田島亮さん。稽古場に来られるといつも最初に髪を濡らしてオールバックスタイルに。とってもクールな方なんです。僕もクールになりたかった!田島さんファンの方!どうですかこの下からの甘いショットは!そそられるでしょう!また声がすごく好きで、今日は稽古で田島さんが大きな声を出すシーンがあっ pic.twitter.com/By3LpjS5hf
— 齊藤広大 (@saito_kodai) 2024年8月17日
終演後、田島ファミリーにも会えました😊
友だちも観に来ていたので帰りに、気になっていたMUTO Coffee Roasteryに誘ってお茶。帰ろうとしたら緒方先生と妹さんが…石田さんが日下さんに「田島亮くんのファンの方」と紹介したので、ちょっと照れちゃった。
どなたかのプレゼントのお花がまるで私があげたみたいな写真になってしまい申し訳ないのでスタンプ。
お疲れさまでした!