下北沢OFF・OFFシアターにて道産子と越後人の『直江津、午前五時五十九分まで』観劇。自由席・最前列で(最初3列目に座ったら前の方の頭で見えなくて)
劇団ふくふくや福座長でアルビレックス新潟サポでニトリのCMや「地面師たち」の清水伸さんとモダンスイマーズと道産子男闘呼倶楽部メンバーの津村知与支さん(昨年10月 道産子男闘呼倶楽部『きのう下田のハーバーライトで』https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20231029/1698571439 )のユニット。お二人を「虎に翼」でご存知の方もいるのでは?
偶然にも愛する人を亡くして一人になった45歳の生きる意味がわからなくなっている、デパートの惣菜売り場の唐揚げ揚げている普通のおっさん千葉智樹と元反社のおっさん永江龍之介の、人違いから始まるロードムービー。
亡くなった舎弟・五十嵐のお葬式に行きたいけれど324円(だったかな?)しかお金がない永江が交通費を作るために千葉に声をかけたのかもしれないけれど、千葉と舎弟の五十嵐は似ている設定だったので途中新潟の海で、清水さんの役が五十嵐に変わるも違和感はなく、それにより永江の過去がわかる…という流れ。
意外にもイキっている津村知与支さんとイキってない清水伸さんにジワジワきた。
津村さんは情けない役が多いから(笑)。昨日のトークでモダンスイマーズの蓬莱竜太さんも最初は逆では?と思いながら見ていたけれど、津村さんの千葉を見ていて「イキっているやつの中身は実は弱い」のだからいいんだと思ったそうで、そこが津村さんにピッタリでした。
(撮影:山崎伸康さん)
必要のないものの一つに「男の乳首」というセリフが2回出てきましたか、津村さんの乳首キレイでした😆
アフタートークで、津村さんは作・演出の深井邦彦さんにヤクザな男二人の芝居を書いてほしいとオファーしたけれど、出来上がった台本を読んだらこれだったと。さすがです、深井さん。
「あの夜に名前をつけるとしたら何?」
くだらないことで呆れたり笑ったり、美味しいとか、痛いとか、ひとりごとじゃなくて誰かと言い合いたいし、眠っている時無呼吸かどうか誰かに心配してほしいなぁと他人事ではなかったステキな舞台でした。
(最前列一人で三席分荷物で椅子取りしていた体の大きなおじさん、結局一人遅れてくるとかで席を空けたのが5分くらい前、満席なのに席取りやめて下さい)
“あがきまくりの人生劇場”道産子と越後人「直江津、午前五時五十九分まで」幕開け(舞台写真 / コメントあり)
📌11月は津村さんと今日のアフタートークのゲスト増田有華さん(義理の妹役)の二人芝居『人という、間』があります。作は直江津、午前〜と同じ深井邦彦さん。同じセリフが出てくるとか?
大きな存在感のあるソファーのあるスタジオで、オーディションの二次審査は行われました😊参加者の皆さんとても上手にソファーを利用してくれて。その時のオーディションの風景とスチール撮影の風景。それから出演者の #津村知与支 さんと、 #増田有華 さんのコメントを入れてPR動画を作りました。 pic.twitter.com/dHGGG0AT9P
— グッドディスタンス (@good_distance) 2024年9月24日
gooddistance.net
📌【舞台写真&コメントあり】演劇ユニット 道産子と越後人『直江津、午前五時五十九分まで』東京公演開幕 作・演出は深井邦彦
「新潟を舞台に、寄る辺なき無頼な人生を送る男と、妻の死を受け入れられない男2人が、なんの因果か港町・直江津へ2人旅。日本海を横目にひたすら南へ。男たちの行き着く直江津に何があるのか…
道産子と越後人はじめての地方公演、清水伸の出身地新潟公演(10/19、20)も控えている。
『役者2人と椅子4つ』で描くおじさんふたり旅、生き恥を晒しながらどんな幸せを探すのかー」