ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『幸せになるための27のドレス/27DRESSES』★★★

 あんまり期待していなかったけれど、そこは『プラダを着た悪魔』を書いたアライン・ブロッシュ・マッケンナの脚本というので、この映画もテンポはよく、笑いあり涙あり友情と家族愛ありのラブコメディの王道でした。かなり女性向きですけどね。
アン・フレッチャー監督。『アウトドア・ブランドの社長秘書として働くジェーンは、ブライド・メイド(花嫁付添い人)に生き甲斐を感じ、毎日、誰かの結婚式の準備に奔走していた。そんな彼女に、地元新聞で結婚式の取材記事を書いているケビンが目をつける。結婚記事の仕事に飽き飽きしていたケビンは、ジェーンのブライド・メイド人生を記事にし、それを手柄に部署から抜け出そうとしたのだ。しかし、取材を続けるうちにジェーンに惹かれるようになり…。』(goo映画より)
普段はお洒落なキャリア・ウーマン、ジェーン(キャサリン・ハイグル)のクローゼットに友人たちのブライド・メイドをしたときの"イケテナイ"ドレスが27着。ブライド・メイドというのは日本だと式場の人とかプランナーがやるイメージがあるけれど(ベールやドレスの裾を親戚の子供が持つのはよく見る)、アメリカはそういうのが一般的なのかな。それは幸せなドレスなんだけど、全部“幸せな新婦の引き立て役のドレス”だから、かなり笑えます。コスプレのようで可笑しかった。そんなの捨てちゃわないと、自分のドレスが回ってこないわ・・という私も今まで出席した結婚式のドレスほとんど捨ててないかも・・・まずいわ(ー”ー)。
お人好しで、自分より人が幸せになることを願うことが小さい頃から身に付いちゃった(母親を亡くし、妹の親代わりとなる)ジェーンにはほんとに幸せになってもらいたいと友だち目線で見てしまった。好きな上司ジョージとゴールインしそうになった妹テス(マリン・アッカーマン )についに復習しちゃったやり方はいただけないけれど(ジョージに好きと一度も言わなかったんだし。)、姉妹のやりとりもいいなって思う。姉妹のいる人の見方は私の思いと違うだろうな。
犬猿の中になりかけていた新聞記者ケヴィン(ジェームズ・マーズデン)と「一杯だけ」と入ったバーで酔っぱらって「♪Benny and the jets(Elton John)」を歌って踊り盛り上がるところで胸がキュン・・。ラストシーン、船上結婚式の場で、ジェーンが告白するところで号泣でしたー (T.T)ベタなシーンなのになぜか涙止まらず。やっぱり好きになったら自分からさっさと告白しないとね。誰かのものになっちゃう前に・・←実感 (T.T) 。
そうそう、エンドロールのアイディアが面白かった。最初気づかないでぼけっと読んでいたので、気づいておおっと心の中で拍手 (*^o^*)