ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『モジョ ミキボー』★★★★★  

下北沢OFFOFFシアターに行ってきました(「走れメロス」以来)。どなたか忘れちゃったんだけど、たまにblogを見る俳優さん(なのに忘れてるなんて)が薦めていたのでチケットを予約したのです。最前列だった・・・なんかすごかった〜二人の演技力に圧倒されました。だって二人で17役ですよ。代わる代わるいろんな人になるのです。エプロンやジャケット、スカーフなどちょっとした小道具があるだけ。浅野さんはナレーターもなさっています。すごすぎる〜。
作:オーウェン・マカファーティ 翻訳:平川大作 演出:鵜山仁 出演:浅野雅博 石橋徹
舞台は70年代の北アイルランドベルファスト北アイルランド紛争まっただ中です。セットはナショナリストによる落書きがされた壁だけ。映画のポスターが貼ってあります。ちなみにモジョ(浅野雅博)はプロテスタントの子。ミキボー(石橋徹郎)はカトリックの子。子どもが仲良くなるのに宗教なんて最初は関係ないよね・・の『走ったら 寝て 起きたら また走る』二人の少年の友情と冒険の物語。1969年公開のアメリカ映画『明日に向かって撃て』のカウボーイに憧れてブッチとサンダンスになりきる二人が、とっても腕白でピユアで溌剌としていてかわいい・・喧嘩相手の少年二人(ファックフェイス(石橋)とせんずりベイビー(浅野))に見つからないよう空き地に基地を作ったり、バスで憧れの町に出かけたり、大人のふりして映画館に入ったり(映画館のシドニーおじさん(石橋)と懐中電灯の女(浅野)には、ばればれだけど)近所の人たちに可愛がられ怒られ・・場所がベルファストだというだけで昭和の頃どこにでもいた腕白小僧でした。「橋なんか壊しちゃえばミキボーの家に泊まりにいけるのに・・」とモジョ(橋を隔ててプロテスタントカトリックに分かれているのです)。二人の家庭環境から二人を取り巻く大人の世界の厳しい現実が、観ている私たちにはわかるので、とっても切なくなっちゃうのでした。ミキボーの父親が紛争に巻き込まれて死んでしまい・・・・・・切ないラストに繋がっていきます。
自分の子ども時代を思い出しました。友だちとバスで多摩川の橋を渡り溝ノ口に・・一駅が大冒険だったのよね。
 『明日に向かって撃て』は、学生のころ名画座で観たなぁ〜ポール・ニューマンがステキでねぇ〜主題歌は『雨にぬれても』だったんだ・・忘れてた。
それと!!明日に向かって撃て』の原題も二人の名前なのね。『Butch Cassidy and The Sundance Kid』 ・・・で、モジョとミキボー。
あっ・・ブランコにはびっくりしました。モジョがお父さんにもっともっととせがむので本気でドキドキしました(笑)
観に行ってよかったーーーーーー!!!!!
 渋谷戻り    コンタクトを作りに  今日は2時間かかった〜 土日は混んでいるので3時間のときもあるのです。
 『ムサシ』の戯曲を買ってきた〜。うらんちゃんのblogにたっちゃんがお祝いしてもらっている様子とかっこいいムサシのバースディケーキが載っていました〜。ロビーにいらしたうらんちゃん、きれいで目立ってたわー。
『モジョ ミキボー』を紹介していた方を思い出しました。十市さんでした〜。『2人の役者さんが何人もの人物を演じるので、落語の立体版みたいな感じで楽しかったです♪』って書いてあったのでした。さすが落語家のお孫さんの感想!それを読んで行こうと決めた私でした〜(*^o^*)