ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ハイリンド第11回公演『牡丹燈籠』2回目★★★★★ 

  d-倉庫。
http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20110703/1309698856
この前 ↑ よりさらに感動( ; ; )2度目だったこともあり、全て見逃さないように集中して、たくさん笑い、ボロボロ泣き(孝助×飯島(T.T)、孝助×おりえ(T.T))、気持ちはまだd-倉庫にあります(生霊じゃなくってよ(^_^))。
西沢栄治さんの演出は、ホントに素晴らしかったです。それを、よりエンターテイメントに演じ見せてくださった役者さんたちのすばらしいことといったらもう・・・シリアスな役とコミカルな役の演じ分ける、その弾けっぷり(豹変っぷり)も楽しかった〜。よい作品・演出をより輝かせるのは役者さんたちなんだ〜と実感。場面転換が高座のようになるところも好きでした〜落語の世界を感じながらつつっと次の場面に引き込まれました。そんなふうに調子が変わっても、それらがとても滑らかで途切れることないのですから見事なバランスです。
 
落語を聞きに来たかのような始まり、ゴッドファーザー愛のテーマをアレンジしたスカパラの曲に乗って踊りながら本編に入っていきます。そこで、心掴まれました!!それから最後までワクワク全開で、気持ちもビビッドです。
『牡丹燈籠』って「お露と新三郎の悲恋」と二人に関わる「伴蔵とおみね」しか知らなかったのですが、並行して「飯島平左衛門(お露の父)とその家来である孝助」の因縁のドラマでもあったとは・・・。そしてお露と新三郎は・・悲恋なんですが、焦がれ死にしてからはお露の一方的な新三郎へのストーカーのような愛でした。まぁ怖いっ(ё_ё) 
そこにさまざまな人たちが(彼らは愛ではなく欲で)絡み、運命に翻弄されていき、それらが運命の糸で繋がって、最後は大団円で盛り上がる。孝助に泣かされたあと、孝助を振り返る幽霊たちのスカッとした顔を見て、私もスッキリ!あの後味の良さも落語っぽいのでしょうか〜?
三遊亭圓朝の作品のすばらしさをたっぷり味あわせてくださった西沢さんの演出は、とにかく面白く、たった2時間とは思えない、密度が濃くてノンストップなのに全然疲れないし、その世界から離れたくなくなる。その演出の魅力は私の文章じゃ語れないのが残念。これ以上好きな演出家さんとか増やしたくなかったんですけれど・・ハマりました。
  どうしよう・・お米(田中千佳子さん)の「とぉ〜〜もぞぉさぁ〜〜〜ん」が耳に残ってます・*:..。♦♫♦*
 
 
 
帰りがけに迷ったのですが、この感動を伝えお礼を言いたくて、新三郎さま(鬼塚俊秀くん)に声をかけました。修哉くんには何度も会っているのですが、オニッチくんは初めてでした。まぁーーキレイ。ほんとにイケメンでびっくり。←それは伝えませんでしたが( ̄ー ̄☆ とても感動したことや、久蔵がおもしろかったことなど伝えました(新三郎の幽霊っぷりにも笑いましたが。この前より吹っ切れてたよ(*'o'*) あっ恋煩いっぷりもね)。そして、私がずーーーっと気になっていた726のこともほんのちょっとだけどお話しできてよかった。なんだかホッとした。ふたりをずっと応援しよう・・未来のために。
終わって  また羽二重団子。  駅前で、おやつ買って帰りました。→