ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『劇作解体新書@くらもっちゃん』 

 CBGKシブゲキ!! ココってシネセゾン渋谷だったところね。名称が変わっただけ?『ヤギと男と男と壁と』以来でした。ソファは気持ちいいけれど、ちょっと椅子が窮屈なので、冬はコートがじゃまになりそう。
『5人の劇作家が、自身の戯曲を徹底的に語り尽くす!最前線クリエイターの劇作のヒミツに迫る公開講座』3回目の今日は倉持裕さんの回でした。ナビゲーターは、土田英生さん。「鎌塚氏、放り投げる」について解説された、興味深いお話を聞くことができて、すごく楽しい2時間でした。 
★盆フェチ・・
場数が多いのに転換がない。今回は「回り舞台」前提で書いた。「回り舞台」=盆(盆をまわす)=ドリフのコントを思い出してください。盆の効果を最大限引き出す効果を探した。とにかく「物語より盆」「盆が俺はやりたいんだ」とくらもっちゃん。「芝居が切れない演出暗転と変わらない演出はしない」「場面が変わってもアカシが残る」
盆じゃなくても出来る脚本と思って書いている。
大喜利劇作家
・ジャンル、スタイルを決めない。結果個性が残る。なんでもやったほうが個性に自信が持てる。
・「お題をもらったほうがおもしろいタイプ」「何か決めないと先に行けないタイプ」「お題があると燃える」
・「〜をするな」は選択肢がありすぎ。「〜を使ってください」「この劇場で〜」とか「お題」があったほうがいい。 → 『大喜利劇作家』の称号をつっちー(=土田さん)からいただいたくらもっちゃんです。
・劇団公演の場合は自分でお題を出す。
カズオ・イシグロの『日の名残り
華族制度が残っていたらという前提で『日の名残り』にある設定を書きたかった。執事という設定。恋愛なんて・・という禁欲を強いられた男女。アカシとケシキは『日の名残り』そのもの。
★日本に華族制度がまだあったとしたら
★ダークファンタジー指輪物語
今回、プロデューサーとまずコメディをやろうと決めた。
そのプロデューサーは『指輪物語』をやりたい → ダークファンタジー → 城 → 城だけ残り。
城 → 執事 → 三宅さん
★タイトルについて
ストーリーの前にタイトルを決める。緊張感をもたせるタイトル。
主人公を表明したかったので鎌塚氏は使いたかった。コメディだと思わせるタイトルをつけたかった。
『鎌塚氏の努力』『鎌塚氏の災難』などなど・・
★名前検索サイト
・名前は「名前検索サイト」を利用。名前ランキングとかあるそうです。(つっちーはタウンページ利用)
・名前が似ていると稽古場が混乱するので、母音をだぶらせないとか、行をだぶらせないようにする。
華族の話なので、羽島とか堂田などそれっぽい名前にした。
★プロット
くらもっちゃんは感覚的なのかと思いきや、そういうところもあるけれど「プロットを立てる」と知り、つっちー大ショック。
プロデュース公演の場合は、はやくキャスティングを決めなければならないので必然的。
何を投げるかは決めていなかった。←ここでつっちー大喜び。前回の小林賢太郎さんは、きっちり計算するタイプなので、共感できなかったらしく・・。
★エロス
ベッドに飛んで足をばたつかせたり・・
観るひと、男女によってエロいなって思うところが違うと思う。私はメイド服かなぁ(笑)
★倉持さんが描く女性
登場人物の女性が強いのが好き=かっこいい=エロス
ヤマダ電機バンプ(アドレス交換)とコツコツ体操との違い
・いま流行りの言葉は、劇場を飛び越え劇場を出て日常にいってしまう(つっちー)
・あえてヤマダ電機にしたのはフィクションが出来上がっているから。
・ひびきで笑わせようとは思っていない。華族制度がいまある設定がまずありき。ヤマダ電機(庶民的)には使用人は行く。
・出演者から出た「コツコツ体操」案を却下したはその言葉のひびきで笑わせようとしているのはいや。
iPhoneもOK。
・堂田テルミツ(仁ちゃん)がiPhoneをぶつけて言う「バンプ」は悩んだけれど、そこはOKした。(私は昔流行ったバンプを思い出しました。体をぶつける踊り?古すぎ?)
★「EPOのDOWN TOWN」そして「知らない曲でした」
ひょうきん族」を知らない世代と知っている世代がいる。
ケシキ(ともさかりえ)が「知らない曲でした」とあっさり言うところがおもしろかったひともいるんじゃないか(とつっちー)。知らないひともいると思ってフォローで書いた台詞でもある。
★ナンセンス
ホロホロ鳥のシーン。サディスティックな笑い。くらもっちゃんは、そういうシーンがわりと好き。もちろん作り物だけど、動物虐待シーンがけっこうウケる。モンティパイソンにあるブラックジョークを例(「フライングサービス」など)にあげるつっちー。
★ラスト
うまく出来ているもので、おのずとラストに導かれる。「なんとなく終わるものですね」(くらもっちゃん)
終わらないことが多く、翌朝〜というシーンをつけちゃう。エピローグをつけて終わらせちゃう(つっちー)
★コメディについて
・はじめからそういう環境で生まれたという設定。
・コメディなので「感情と理性のぶつかりあい」それが大きいほうが笑える。
・前後に関係ない笑いも入れた。たとえば・・おしりペンペンするところ。 
・わかるひとだけわかればいいという笑いは嫌い。
・笑いの感覚をわかるひと(作り手側)がやらなけれなおもしろくない。
 
(つ)書いている間、部屋で大騒ぎ
  (く)どういうことですか? 
    (つ)面白い台詞に笑ったり、悲しい場面で号泣したり
      (く)ない そんなことまったくない 
         (つ)なにがたのしいんですか?
 
 (話の順番バラバラだし、日本語おかしくなっていてごめんなさい。)
 
ステキな企画で、また参加したいですが、4500円+テキスト代500円はお高いかなぁ・・(。・_・。)。パブリックシアターのレクチャーなんて1時間半で500円よ!!倉持さんの『現代能楽集V』のときも500円だったわ。内容の濃さは同じだったしねーー。
だって・・ほぼ満席。今日も若いひとがたくさん聞きにきていたけれど、劇作家志望の若者に5000円は気の毒。それなら良いお芝居1本観たほうがいいし・・。渋谷という場所の劇場代かもしれないけれど、出演者は2人だし・・。せめて3000円以下にしたほうがいいんじゃないかしらねぇ(通し券はお得だけど・・)。演劇セミナー「クロストーク150分」だって1回3000円だったのよーー。
 
以前、蜷川さんがカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』のことを話されていました。ぜひ、2冊読んでみよう。
  上海料理へ。
 
ピーター・ブルックシェイクスピア」展 http://www.saf.or.jp/info_archive/info_1110_04.html
早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館1階シェイクスピア