ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

パルコ・プロデュース『ハンドダウンキッチン』★★★☆ 

  横にはポステュマス! ↑上の戦いのシーンで中央にいるのがポステュマス(阿部ちゃん)です。
作・演出:蓬莱竜太、音楽:かみむら周平、美術:二村周作『舞台は、知る人ぞ知る、小さいが人気のあるレストラン。その店「山猫」に新しくシェフがやってきた。理想と希望に燃えてやってきた彼を通して見えてきた、この店の人気を支えるカリスマシェフの真実とは…』
『あるレストランの一日を通して蓬莱竜太が描き出す、信念とは、ポリシーとは、美学とは、倫理とは、公正とは、サービスとは?』
わぁー音楽がいいなぁーーーと思ったらイキウメの『太陽』『ミッション』などと同じかみむら周平さん!
面白かったです〜 ( ̄ー ̄) 「ホントにそうなのよ!」・・仲村トオルさん演じるカリスマと評判のシェフ七島誠の言葉がリアル。
それぞれの味覚の違い・・しょっぱいと感じるひとがいれば、味がないと感じるひとがいる。★で格付けしてレストランを紹介しているサイト・その★って「やらせ」で一時ニュースにもなっていたけれど、いくらでも「つくられた情報」で踊らされるネット社会。★は買えるとか、なにを信じていいのか。「理想と希望に燃えてやってきた彼」も結局はそういう「操作された情報」を信じてそこに来たわけだし。
仲村トオルさんのこういう役はひさしぶりに見たかも。最近はおもしろ系(黴菌)とかおっとり系(奇ッ怪 其ノ弐)の印象があったので、今回みたいなブラック系もいいねーーー。事故で動かなくなった右手への集中力がすごいわー。思わず動いちゃうっていうことはないのねーー。
 
七島誠がレストランにスカウトしたひとり「ジミーちゃん(絵が上手いから)」と七島父に呼ばれる宮ちゃん(宮崎敏行)がネットかぶってきたとき、『ミッション』に出でくるネットメロンを思い出し、ニヤリ( ̄ー ̄)。宮ちゃんはもじゃもじゃなので頭のてっぺんにお団子ありましたが・・。
七島誠の父を演じた江守徹さんがよかったなぁ〜。江守さん、効いています〜。なんとかというお店の鰻が食べたいよ〜(それは信じられる)。千葉哲也さんはもちろん、急遽出演が決定した中村倫也くんもなかなかよかったです〜。
でも最後はえっ?そこでおしまい? とプツリと終った感じも否めずでしたが、今は解決(笑)
ハンドダウン=継承   最後にその意味にあ〜〜っとなりました。 =彼らのおかあさんの「   」というオチですね。
 『楽園』はモダン。