最後だから、たくさん輝夫（笑）
ほんとうに楽しい８日間でした（いいえ、多分６月イキウメサイトに情報が載ったときから）。寝ても覚めても輝夫だったもの（笑）大窪人衛くん演じる中２の輝夫が可愛くてね。今日のビビリ度は半端なかった気がするわ。
「暗いところからやってきて、暗いところへ帰ってゆくだけ」「ぼくは出世がしたいです」「世に出て生きてみたい」（ぼくは生まれたいですと言っているような）「名前っていうのは世に出てはじめてもらえるんだよ」「その母親となるひとに気に入ってもらえ」 愛情いっぱいの舞台でした。
怖がらせるところは子どもだましではなく怖がらせ、一方的に見せるだけじゃなく、あのひとたちはなに？どうなっちゃうの？って『考える時間』も与えてくれました。
４回目だというのに、今日も大笑い。おばあちゃんにドキドキッ。そして輝夫がお母さんとお姉ちゃんに「おばあちゃんのことで嘘をついていたことを告白」するところから涙が・・その後うるうる（笑）。ラスト、輝夫をやさしい笑顔で見つめている暗闇に住む新人（浜ちゃん）を見て、涙ぽろぽろ・・。この二人の交流がね、私の琴線に触れまくりでした。子どもたちもこの二人のやりとりに大笑いしていました。
今日はこの前の席よりやや中央にしました。そうしたら・・カーテンコールで浜ちゃんが目の前に(*'o'*)！キャーありがとう(*'o'*)と思い切り拍手。２度目のカーテンコールのとき、並んでいる俳優さんたちの後ろの段ボールが崩れたのにはびっくり。みんなも後ろを振り返ってた（笑）カーテンの向こうにはけるときまで段ボールを見ていた浜ちゃん。もぉ最後までキュートでしたよ。おとぼけだったり、拗ねたり、オロオロしたり、ちょっと生意気になったり、怖い声だしてもすぐ優しくなっちゃったり、輝夫に「なんだよそれぇ」と笑われたり・・ほんとうにいろんな表情を見せてくれました。
なんてまた浜ちゃんのことばかり書きましたが、脚本・演出・照明・美術・音、俳優さんたちのリアルな演技、全て素晴らしかったです。衣装もヘアスタイルも楽しいものでした。暗闇に住むものたちの衣装が黒ではなく紫というもの（デザインも皆違う）よかった〜。
私は母に気に入られ世に出てきたのかしら？ そして、私を人間観察をしていた暗闇に住むものがいたとしたら・・謝りたい（笑）いつも夜ふかしなのでのびのびできなかっただろうし、結局出世できなかったもんね。今もその辺にいたりして？ と、何気なく隣りの部屋の暗いところを見ちゃいます。
またねー。宿題やるのよーー。
終っちゃった・・寂しいなぁ・・ 「またやりたい」って言っていたから・・きっとまた会えます。
