読売夕刊に葛河思潮社『冒した者』劇評(徳永京子さん)『物語進行とともにエキセントリックになる俳優たちの中で、ひたすら受け身を持続する松田がいい。須永も演じにくい人物だが、演技の圧を弱め、せりふに縛られないようにしているのがかえって観客の集中力を高める。照明(斉藤茂男)と美術(二村周作)が生み出す闇も、須永の果てなき空洞とシンクロし、その虚無に触れた周囲が勝手にほころびを見せる様子を現代につなげて、不気味に浮かび上がらせている』
10/9 追記:http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/theater/20131002-OYT8T00841.htm