ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『ショーシャンクの空に』2回目★★★★★ 

 本日収録!
19時30分開演。終わったのが23時近かったので、今夜も午前さま。なので呟きだけでも・・
とてもとても良かった。益岡さんが素晴らしいから成河くんも新鮮なアイディアが溢れるように出てくるのね。こんな凄い成河くんを観ることができて幸せです。多くのひとに観てもらいたいなーーーーー。期間短いけれど、そこをなんとか。
 
物語は1977年カフェからはじまりました。50年の刑期を終え釈放された、刑務所で調達屋をしていたレッドに「スター・ウォーズ(1977年公開)」にちなんだセリフが絡む場面。原作や映画に出てこないスター・ウォーズ、年代によるけれど3人のピンナップガール(リタ・ヘイワースマリリン・モンローラクエル・ウェルチ)の主演映画より身近で、時代背景がわかりやすいね。そのカフェにアンディーの姿があり会話するふたり・・ でも、そのアンディーはレッドの妄想だった。←あとで少年に「妄想じじい!」って呼ばれる場面あり(笑)
 
1975年にアンディー・デュフレーンが脱獄。
 
最初から最後までアンディは下を向かない。無実だから、どんなに悲惨な情況におかれてもスッと上を向いています。だからといって見た目ほど優等生ではない感じ。トミーという男が入獄してきたときから少し変化がありますが・・。
 
駅までの帰り道、演出の河原さん(つい「末次ちゃん*」と呼んだら笑っていましたが。*真心一座の)とお会いしたので、今日の感想を伝え、少しお話できて嬉しかったですーーーー。あの映画、そんなに好きなほうではなかったとか(笑)喜安さんなんて映画観て寝ちゃったってパンフレットに書いてあったし・・だから逆にこんなに素晴らしい舞台になったのかもしれませんね。私も20年前に1回観たきりだったし・・。少年を出したのは喜安さん、河原さんはポスターの3人を擬人化しようと最初から決めていたって言っていました〜。
益岡さんが凄いことだけじゃなく、成河くんのことをすごく褒めてくださり嬉しかったので、「これからも彼をよろしくお願いします」と言った私は80%くらい母親モードだったと思います(笑)  
 
初日のラストは、やっぱりアクシデントだったようです。やっぱりラストは青空と青い海が目の前に大きく広がり、感動のラストとなりました。初日だけしか観られない方もいるしねぇ・・河原さん裏で激怒したそうです。
 
音楽(ピンナップガールの歌や映画音楽も含め)以外で時折流れているあの音、壁を削る音にも聞こえるし、原稿用紙にペンを走らせる音にも聞こえる。
アンディーの独房の壁に貼られる3人のピンナップガールが1幕ずつのストーリーテラーとなる(←これがとても楽しい演出。今度書こうと思っています)。最初は壁になにも貼っていないんですよね・・。最初の調達は純粋に塀の中での生活に趣味を復活させるためでした。
  
「もう少しで壁を抜けてあの海に行けそうな気がするんだよ」
  
 す き ま 風  ←スカートがめくれちゃったのは、もしかしたらアンディーのせい? 笑
 
そうそう、原作には出所後スーパーマーケットで働くレッドに絡んでくる少年が出て来ないんだってね。少年の存在によりレッドがアンディを振り返る日々が生きています。脚本に少年を登場させ、少年役に山崎彬くんを選んだ喜安さんにも感謝。山崎くんですが、最初の場面のボーイから看守、妻子がいる受刑者トミーや裁判員など多くの役を表情豊かにそして繊細に演じています。
その部屋は、68歳で釈放されたブルックスが自殺した部屋だということも後でわかり・・(T^T)。

学校に行っていない少年はレッドに読み書きを習い、それがあとで出てくるトミーに重なります(時代は遡るし、そのふたりを山崎くんが演じている)。刑務所の新人トミーは妻子のためにアンディーに読み書きを習い、少年は父親を刺し刑務所に入れられ、読み書きを習ったおかげで手紙を書いたのです。それ以前にレッドもアンディーに読み書きを習ったのでした。
  
   なんかパラパラ書いてます( ̄∀ ̄;)
 
CAST:成河/益岡徹粟根まこと劇団☆新感線)/筒井俊作(キャラメルボックス)/大家仁志青年座)/畑中智行(キャラメルボックス)/今奈良孝行/山崎彬(悪い芝居)/山崎知如/日栄洋祐(キリンバズウカ)/鈴木秀明(キャラメルボックス) /高橋由美子/宇野まり絵/新良エツ子
 
友だちに原作本を借りてきたので、さっそく読もうと思います。
 「ショーシャンクの空に」の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」は「ゴールデンボーイ」に収録されているのですが、「ゴールデンボーイ」は映画公開時に読んでいるんですよね。なぜ、刑務所の〜ほうは読まなかったんだろう。
 
『刑期を終えて仮釈放されたレッドが懐かしむようにショーシャンクでの日々を回想し、手記としてまとめていく形で物語は展開。アンディーが投獄された1940年代から10年、20年、30年と決して短くはない時間の流れがしっかりと、時折、レッドが生きる70年代を交錯させながら描かれる。』(取材・文:黒豆直樹)http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?__from=twitter&afid=700&newsCd=201311050003
 
Wikipediaトリビアより
刑務所のリタ・ヘイワース』の主人公であるアンディ・デュフレーンは、銀行家時代に『ゴールデンボーイ』に登場するクルト・ドゥサンダーの投資コンサルティングを勤めていた。
刑務所のリタ・ヘイワース』アンディの妻を殺害した犯人は、『スタンド・バイ・ミー』でクリスを刺殺している。
http://www.geocities.jp/shawshank_zihuatanejo/shawshank_location.html