よかった、よかった、よかったーーー。良い千秋楽でした。ありがとうございました。
千秋楽だったからでしょうか・・全然泣くとこじゃない、しかも始まってまた5分も経っていない?初っぱなの・・仮釈放で出てきたレッドがカフェで会話(妄想)する・・レッドにレコードを見せるアンディーの最初のセリフでウルウル・・←成河くんの声の魔法か、あの綺麗な曇りの無い声にウルウルしてしまい、しばらくアンディーが何かしゃべるたびにウルウルしてしまいました(笑) あの、ちょっと高めの綺麗な声は「希望」の声だよね。あの声を信じていれば、青い空の下にひろがる青い海にたどり着けそうな気がします。
今日が東京楽だなんて!期間短すぎますよ。劇評家のみなさま、いらっしゃるの遅いですよーーー。観られなかった人のために再演熱望します。実は・・ここまで凄いものが出来上がるって期待していませんでした・・喜安さんの脚本が河原さんに合っていたのかな・・(よけいなことをしなかったからよかったんじゃ・・という声も聞きました。笑)。素晴らしいキャストの皆さんが入り、音楽が入り・・シナジー効果ってことなんだろうな。
こんな素晴らしい作品の主役を益岡さんとともにつとめた成河くん。ファン冥利に尽きます〜。誇りです〜。
私もレッドなんだろうなぁ。
「『自由と希望』という使い古された言葉の意味を改めて考えさせてくれる作品」と熱く語るのは、端正なマスクと強烈な存在感で舞台を中心に活躍中の俳優、成河(ソンハ)」「小説は、レッドの記憶に沿って読者が一緒に旅するような構成。想像力を駆使するという点で、演劇ならではの特性が生かされる」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131109-00000138-san-ent
『決して気楽に見れる作品でもないし、ちょっと長尺になってしまいましたが、演劇でしか味わえないスリリングな作品であることは間違いないです。喜安さんと河原さんを中心にカンパニー全員で創り上げた尖った作品です。どうか存分に味わって下さい。』←初日前の成河くんのコメントです。
ええ、もうその通り。大阪、福岡、名古屋、松本がまだあるので、みなさま、ぜひぜひ!!観にいらしてくださいね。損はさせませんよ。
アンディーが独房に張るピンナップガールのポスターを使った演出(擬人化)も楽しいですよ。一幕:「ギルダ」のリタ・ヘイワース=高橋由美子さん、二幕:「七年目の浮気」のマリリン・モンロー宇野まり絵さん、三幕:「恐竜100万年」のラクウェル・ウェルチ新良エツ子さんの3人が魅力的、つきぬけています。キュートでチャーミング(セクシーというよりも)そして情に厚い。三幕で3人揃って登場する場面も楽しかった!
あと・・ブルックス(大家仁志さん)が好き。映画上映会のとき、いつもいちばん後ろの席にちょこんとまぁるく座ってニコニコ映画を観ていたブルックス。お気に入りの女優はいたかな?仮釈放でジェイクを連れて行っていたらどうだっただろう・・(T_T)。原作によるとジェイクもすぐに死んでしまったから・・天国でまた相棒になったかな。