昨年笈田ヨシさんのトークを聞きにいったときに、紹介文付きのフライヤーがあったのです。
ザ・スズナリへ。
いつも思うのですが、この劇場は指定席にしてほしい・・。自由席だとパラパラ座るので虫食い状態に。ああ、あっちもこっちも空いているなぁと思っていたら、座席の誘導をしていたゲスナーさんが最後のほうに席詰めの誘導もしていました。ゲスナーさん、えらいなーーー。
ペーター・ゲスナー構成・演出の安部公房「砂の女」も観たかったのですが、1回しか観る時間がとれずに天野天街 脚本・演出のE.T.A.ホフマン「砂男」のみ観劇。客席も外国人の方が多かったです。
チェロの生演奏も効いていて、刺激的で楽しい演出でした。おもしろかったので、よけいにホフマンの原作「砂男」を読んで行かなかったことを強く後悔。本、買っておいたのに・・会社の引き出しだわ。
と思ったら家にありました。明日が待ち遠しい。
脚本が載っているシアターアーツ57号。19場からの改訂版コピー付きです。ちょっと読みにくいけれど(←観た後でよかった)字がきれいなので文字は読みやすく自筆が楽しいです。
「〜客入れの♪に重なり、二度目のアナウンス」 ←たくさんの目玉を使った最初の場面を思い出します。脚本にイラストも入っているのが楽しい。冒頭のこの目玉くるくるで、私もくるくるくるくるこの迷宮に入っていきました。
この望遠鏡のシーン、すごくおもしろかった。
シアターアーツ57号の小劇場時評はイキウメの前川知大さんについて6ページ。