讀賣夕刊の「旬感」は『海辺のカフカ』（祐成秀樹さん） 私がとても好きな雨の写真。この雨を劇場で観てほしいわ。
『15歳の誕生日に家出した主人公のカフカ少年らナイーブな登場人物たちは、主に箱の中で演技する。透明な板に囲まれた様子は、村上独特の清潔感のある文体、そして俗世から距離を置く彼らの心の壁を象徴しているようにも見える」「とはいえ、カフカ役の若手・古畑新之を始め、宮沢りえ、藤木直人、鈴木杏、木場勝己ら俳優陣の演技はリアルだ。「影のように淡い微笑み』『ゆっくりと言葉を切って、なるべく聞き取りやすい声で」など小説に書き込まれたディティールを身体化して、珠玉のセリフを紡ぐ』
劇評は『昔の日々』（杉山弘さん）『戯曲では明快に示されていないが、日本で20年以上にわたり活動する演出のデヴィッド・ルヴォーは、この混沌を、能楽の眼目である魂の爆発と見立てる。血の匂いがする「殺し−殺される」関係の中で交わされる死者たちの会話と鎮魂。深紅の床面を白で縁取った正方形の舞台（美術＝伊藤雅子）が、三島由紀夫の「近代能楽集」を想起させる』
David Leveaux「Old Times in the Nissay Theatre Tokyo. 」https://twitter.com/davidleveaux/status/475125537854083072
ブラジルW杯、開幕戦は日本審判団。
西村さんと相楽さんは南アフリカに続き２大会連続のW杯。主審・西村雄一さん、副審・相楽亨さんと名木利幸さんの３人は2012年ロンドン五輪、昨年のコンフェデレーションズ杯ブラジル大会でも審判を勤めたトリオ。ブラジル−クロアチア戦、楽しみだな。
西村さん・・Ｊリーグではいい思い出ないけれどね。
