ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ヨーロッパ企画 第33回公演『ビルのゲーツ』★★★★★ 

[ 招待状には「Gate」じゃなく「Gates」と書かれていたって。あ、だからゲーツだったんだ・・。ビル・ゲイツ氏もびっくりよね。
 本多劇場へ。今日はB列。補助席もいっぱいでした。
 さいこーーに、最高に楽しかったです。笑った、笑ったよーー。そして、私も夢中で「謎解きツアー」に参加した感覚です。ええ、もう夢中でした!謎解きを1つずつクリアしていくのに夢中でした。
 
作・演出:上田誠  音楽:木暮晋也  出演:石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹 永野宗典 西村直子 本多力/岡嶋秀昭 加藤啓 金丸慎太郎 吉川莉早
 
ヨーロッパ企画との出会いは2010年12月。726(休止?)の西地修哉くんが出演するというので観に行ったデフロスターズの『ノンアルコールで吐く』に、客演で出ていらした石田剛太さんと本多力さんのことを好きになったから。京都の劇団だったのですぐに公演は観られなくて、『こ こ ち  り』で上田さんの脚本にふれ、『スピリチュアルな1日』で諏訪雅さん。やっとヨーロッパ企画を観られたのは2011年の『芝浦ブラウザー』、イエティ、『月とスイートスポット』・・・あれこれきて『祇園太郎』にもハマったわけです。でも『建てましにつぐ建てましポルカ』はチケット取ったのに行かれなかったのよねぇ。
イキウメの浜ちゃんも舞台で共演してから永野宗典さんとお友達みたいです。←私はDVD買って観ました。
 
ダンディな中川晴樹さんもけっこう好きで・・この前とくお組に、これまたけっこう好きな加藤啓さんとともに客演していらしたと思ったら、加藤啓さんは今回のゲストのひとりで、大活躍でした。
 
『カードをかざすなり差し込んだりしてゲートが開く瞬間、というのが好きなんです。Suicaカードを改札機にあてがう瞬間はつい颯爽としてしまいますし、ホテルでカードキーをもらって、それをドアの外で黒い読み取り部分にかざすときもエリートみたいな気分になります。横に差し込むタイプや縦にスッと通すタイプもありますね。ETCで料金所を通れたときや、家電量販店でけっこう買い物をしたので地下駐車場のゲートを開けてもらえたときなんかも「よしよし」という顔をしています。自分は運転できないにもかかわらず、です。そんな僕が羨ましいのは、たとえばタワービルっぽい会社に吸い込まれていく人たちが首からぶら下げているIDカードです。あれで何かしらのゲートをあけてビルの中に入っていっているのだとしたらもう。僕の実家は町工場で、戸は常に開けっ放しでカギという観念が薄かった、というのが影響しているのかもしれません。カギっ子に憧れたものなあ。「ビルのゲーツ」というさっきつけたみたいなタイトルにはそんな深い企図が込められていると思ってください。ゾロゾロした群像会話劇になる予定です。(上田誠http://www.europe-kikaku.com/projects/e33/
 
感想を書く前にお風呂入ってきます。
「カードをかざして ゲートを開けろ!」招待してくれたCEOに会うため、IT関連企業の社員5人は出された問題をエレガントに解いて、クリアしてゲートを開き、何階まであるかわからないビルを上に上がっていくのですが、途中からズルしちゃうことを覚え、じきにどうズルしようか考えるという流れ。階を上がっていく演出ですが、すごく丁寧に1階ずつ上がっていったのでびっくり。暗転中にたくさん進みますが、映像で謎解きを見せてくれました(これがまたおもしろいのよ)。途中で他の会社のひとたちと協力することになり友情も芽生え・・ますが、だんだんサバイバルゲーム(ビルとの)になっていき、最後・・・200階にたどり着いたのはひとりだけでした。あの企業が彼らを招待した本来の目的はなんだったんだろうということを、家に帰るまで私も忘れてました(笑)

諏訪さんが汗びっしょりで。あのワイシャツにしみこんだ汗はホンモノなのかな・・ みなさん足もパンパンだろうなぁ。中川さんはもう怪我治ったのかな?
 ヨーロッパ通信 第12号は「あえて、ビルのゲール特集」
 ←全部ヨーロッパ企画からのお知らせです。
フジテレビ「ヨーロッパ企画の26世紀フォックス」http://www.26th-fox.com 永野社長からの重大な御知らせが。
 たくさんいただいたので、気になるものは明日にでも・・。