座・高円寺2へ。
E列。
【落語】 柳家 三三 『真田小僧』
【浪曲】 玉川 奈々福 『シンデレラ』『浪花節更紗』※曲師:沢村豊子
【落語】 柳家 三三 『三枚起請』
心は、吉祥寺においてきたまま「生きると生きないのあいだ」をまだ浮遊しているので、気持ちが入れなかったらどうしよう・・と思っていたのは前座までで(前座の 遊かりさん、面白かったけれど噛みすぎ〜)、三三師匠が高座に上った(というか袖から出てきた)瞬間から引き込まれ、3時間楽しみました。笑った、笑った!!そして、なにこの爽快感!という感じ。
はじめての浪曲、どんなものかしら?寝ちゃったらどうしようと思っていたのですが、老若男女とっつきやすいようにと奈々福さんが『シンデレラ』という新作の浪曲をやってくれたのがよかった!三味線も楽しく、とても面白かったです。すごいライブ感!シンデレラが主人公ではなく、シンデレラの継母や乳母がメインになったりして登場人物たちが語られるんだもの。
三三(読み方は、さんざ)さんの噺を生で聞くのは2回目でしたが、もう最高です。『三枚起請』は高杉晋作が詠んだ都々逸「三千世界のカラスを殺し主と朝寝がしてみたい」を題材にした噺だったので、私にとって馴染み深く、本当に行ってよかったと心から思いました。
有名なんだと思いますが、私は初めてだったので。
三三師匠の落語、たくさん聞きに行きたいけれど、なかなかスケジュールが合いませーーん。
奈々福さんの浪曲もまた聞きたいので、これからも「三三・奈々福の会」が続きますように。