ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

Bunkamura25周年記念舞台『皆既食 〜Total Eclipse〜』2回目★★★★★ 


 シアターコクーンへ。
とても好き。シンプルで、今年蜷川さんが演出した『わたしを離さないで』と同レベルの好きさです。というか・・岡田将生くんのランボーが好き(笑)
 今日はD列。友だちが取ってくれた席です。私にとって神席でした(笑)あのベッドに寝転ぶ可愛らしいランボーがすぐそこだもの。

 以下、帰りにtweetした感想とか・・。
ランボーのキスで涙が溢れたヴェルレーヌの目線が目の前で、もらい泣き」←ラスト。その瞳は悔やんでも悔やみきれない後悔の悲しみの色に・・(ヴェルレーヌの幻想)
 
「美しくeccentricな天才詩人のランボーが、妻マチルドと離婚もしない、どうしようもないDVダメ男ヴェルレーヌに、度々裏切られても彼を愛したランボー・・、ひとり置き去りにされたランボーが・・、まるで小さな子どものように弱々しくて切ない。」

泥酔すると妻と生まれたばかりの長男、ランボーにも暴力をふるうヴェルレーヌ。「肉体への愛があるから、俺は忠実でいられるんだ」なんていけしゃあしゃあと言う男。妻が離婚したいと言い出すと、シャルルヴィルへいったんランボーを返し、落ち着くと自分のもとに呼びもどす、その繰り返し。逃避行の繰り返し。ロンドンで置き去りにされたというのに、またヴェルレーヌとよりを戻すランボー。マチルダとよりを戻せなかったからって、まったく酷い男だわヴェルレーヌ。それでも引き合う運命には逆らえないのね。
ロンドンで貧乏暮らしをさせられているランボー。ベッドに寝転び詩を書いているランボーの穴のあいた青い靴下の愛しさったら・・。つれないヴェルレーヌ相手にだだっ子のようにクッションを抱きしめたり顔をうずめたりしするランボー。クッションがこんなにも似合う男の子は他にいないんじゃ?と思うくらいです。
 
    この野生の道化の鍵は、唯、俺一人が握っている。【岡田将生が選ぶランボー
 
「皆既食、初日ぶりだったけれど、岡田くん安定してきたね。セリフも多く声を張り上げる場面が多いのに声かれてない。
ランボーから目が離せず岡田くんばかり追ってしまった。」岡田くんから目が離せずランボーばかり・・とも言う。
 
「カーテンコールの最後に一人で挨拶。コクーンにいる半分以上がギューっと彼を抱きしめたくなったと思うわ。男女ともに。パリのカフェの美術、後ろに鏡がある壁が数枚。それが合わせ鏡となり、3パターンのランボーが楽しめる。何度も。鏡の前で抱き合う二人も美しく、ため息出ちゃう絵図らの連続。と、このあとエキセントリックな場面に続くのでした。わぁ〜。」
そこが、これまでの鏡を使う演出とちょっと違う演出です。岡田くんありきの演出。
 
    秋風のヴィオロンの節ながき啜り泣き もの憂きかなしみにわがこころ傷つくる。【生瀬勝久が選ぶヴェルレーヌ
 
「ダメ男ヴェルレーヌが複数の人と付き合うことが出来て、その大勢を寝る前に思い浮かべる、みたいなことを言ったときイキウメの『ミッション』を思い出した(笑)」
 

 
「黒い森」で再会したふたりの場。ここの音楽がシガーロスじゃなければ、もっとよかったんだけど・・。世の中は音楽で溢れているのに、またか・・と。百歩譲って(笑)シガーロスだって、使ったことない曲たくさんあるよぉ。
 
「平さんがいらしてた。平さんと岡田くんの二人舞台とか、観たいな。」
 
コクーンで撮影中の未來くんが。年明けはプルートゥだね。」←おまけ。撮影していました!雑誌かな?

 「ドミノ」の文字があったので読みたくなり購入した伊坂幸太郎の『PK』
伊坂幸太郎といえば・・『重力ピエロ』の岡田くんがものすごく好きでした。http://jyuryoku-p.com/main.html
「皆既食 -Total Eclips-」が発表されたときの日記。http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20140728/1406517928
 Total Eclipse/Leo Dicaprio
(58分くらいのところにレオ様の「壁ドン」笑)