今日は蜷川さんファンの観劇友だちと一緒でした。彼女が大好きな中嶋朋子さんが太陽2068に出演したり、イキウメを観たりしているので興味を持ってくれたので誘いました。
終わって感想を聞いてみると「ん〜〜〜〜〜（*￣＾￣*）」な顔で「私の好みじゃなかった」と。「どこにも盛り上がりがなく、さらっと終わってしまったのであれ？と思った」「たんたんと事実を見せられているようで舞台を観た気がしなかった」「切り口は、面白かったよ！」と。浜ちゃんは？と聞いたら「道化役のひとにばかり目が行ってしまった」「あとアンドレ（澄人くん）」。正直な感想ありがとう。『新しい祝日』じゃなかったらどんな感想だったかな〜。
「どうして、あの題なのかも、伝わってこなかった！」「（もう大丈夫と言った後、ラスト）現実社会を生きるために、デスクを作り上げたのかなって思うと、生まれ変わった画像が浮かばない」と友だち。
「みんな同じに見える」と道化。自分の意思はないのか？人と同じじゃきゃいけないのか？ 本当にそれでいいのか？自分の気持ちに嘘をついていないか？ 自分の気持ち・行動に戸惑い立ち止まるたびに道化（それも自分の意識かな）が「友だち」として現れている（道化のセリフでもあった）ように、ひとは誰でも再び生まれることが出来る（立ち止まり、違う選択を出来る。右へ倣えで生きていないか見つめ直す。）と、主人公を通してのメッセージかな。気持ちが生まれる。主人公の男は家に戻り明日また同じ会社に出てくるけれど、きっと昨日と違う自分になっているんじゃないかな。生まれる＝お祝いの日。
ラスト、オフィスだと思っていた室内を見渡し、それが空っぽの段ボールだと気づいたときの汎一の空っぽの表情が忘れられない。
私ももう一回（感想を）崩して、考え直してみよう。
終わってから友だちと新宿へ出て、食事しながら今日のことや他の舞台のことなどおしゃべり。楽しかった！ありがとう。別れ際に火曜日に同じお芝居を観ることがわかった（笑）
