夕方、銀座メゾンエルメス、ル・ステュディオへ。http://www.maisonhermes.jp/ginza/movie/
『都会のアリス』は2008年に早稲田で観た以来で、多分3回目。 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20081019/1224418976
1974年のドイツ映画。監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)/ファイト・フォン・フェルステンベルク(Veith von Fürstenberg) 撮影:ロビー・ミュラー(Robby Müller)
『アメリカに旅行記の執筆に来ていたドイツ人ジャーナリストのフィリップは、多くの写真は撮ったもののなかなか記事が書けずにいた。写真だけではどうにもならないとエージェントから非難され、ドイツに戻る決意で空港へ行くと、ストで運航停止中。そこで、アリスと母親のリザに出会う。リザの事情によりアリスを預かることとなったフィリップは、アムステルダムに渡り、アリスとの二人旅へ。アメリカを旅して自分を見失った男が、少女と旅をしていくうちに自分を取り戻していく。』
『前半から後半にかけてのモノクロ映像では、フィリップの心情をそのまま表しているかのように光の加減が変わってゆく。フィリップ役のフォーグラーはその後、ヴェンダースの『まわり道(‘75)』『さすらい(’76)』にも続けて登場、本作を含めてロードムービー3部作とされている。』
大好きな映画。前に観たときよりもっと好きになりました。
アリス役のイェラ・ロットレンダーがとても可愛い。フィリップ・ヴィンター役のリュディガー・フォーグラーもいいのよーーー。
フィリップがジョン・フォードの追悼記事を読んでいる場面、ホテルでもジョン・フォードの映画を見ていました。そうだ・・ヴェンダースは映画の撮影中に亡くなったジョン・フォードを映画で追悼していたんだった。
フィリップが井上裕朗さんと重なりました。日本人でこの映画を撮るとしたらね。
とてもキレイな三日月でした。月と金星、木星が集まっていました。iPhoneじゃキレイに写らないけれど。