ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々/37°2 le matin/Betty Blue』★★★★★ 

Bunkamuraル・シネマ特集上映企画 ヌーヴェルヴァーグの恋人たち」私の3本目は『ベティ・ブルー』 
ジャン=ジャック・ベネックス監督『ベティ・ブルー』。冒頭シーン忘れていて、でも次のベティがゾルグの家に歩いて来る映像でわーっと内容を思い出した!二人でピアノを弾くシーンがとても好き。なので音楽も。」と帰りにtweet
 
1987年の日本公開時に観た以来だったので、HDリマスター版を観たのは初めてでした。だから最初のシーンが違ったのか。ベティ、20歳だったんだ・・それ忘れてました。当時すごく話題になっていた、激情をむき出しにするベティ(ベアトリス・ダル)の可愛さ、そして献身さ。ああなりたい願望は誰にでもあるはず。原作のタイトル「37˚2 le matin"」=『その朝の体温37.2度』(女性が最も妊娠しやすい体温)。今思うと、それっていいタイトルだなぁ。同時に悲しいタイトルです。
 
(映画史上に残る強烈なヒロイン像と衝撃的なラストシーンを生み出した本作は、フランス本国のみならず世界中でカルト的人気を博している。日本でも1987年の初公開時より、クチコミを皮切りに度重なるアンコール上映やビデオ化、その後1992年に新たなディレクターズ・カット版(「ベティ・ブルー インテグラル完全版」)の公開を経て、若者を中心に熱狂的信奉者を生みだした。初公開から25年の時を経て・・・ジャン=ジャック・ベネックス監督自らが監修したHDによるデジタル・リマスター版が誕生し、2012年、美しくも儚い伝説の物語が蘇った。)
 
原作・脚本:フィリップ・ジャン 監督・製作・脚本:ジャン=ジャック・ベネックス
製作:クローディ・オサール、ジャン=ジャック・ベネックス、カルゴ・フィルム
撮影:ジャン=フランソワ・ロバン 音楽:ガブリエル・ヤレド
キャスト:ベティ:ベアトリス・ダル ゾルグ:ジャン=ユーグ・アングラード エディ:ジェラール・ダルモン リサ:コンスエロ・デ・ハヴィランド 
 
ストーリー『閑散とした海辺のバンガローで単調な日々を送っていた35歳のゾルグのもとに、美しい少女・ベティが現れた。ベティの野性的な魅力に惹かれたゾルグは、彼女が行き場のない身であることを知ると、自宅に住まわせることにする。激しく惹かれあうようになった二人は毎日のようにセックスに耽り、愛を確かめ合う日々が続く。ある日ベティは、ゾルグが過去に書きためていた小説を偶然発見し心酔するようになる。ゾルグの才能を稀有のものと確信し、作品の書籍化のために奔走するも各出版社の反応は冷たく、ベティの迸るような情熱は空回りし続け、失意に陥る。ゾルグは穏やかな愛情で彼女を包もうと懸命に努めるも、ベティのストレート過ぎるほどの感情表現はエスカレートして行き、やがて・・・。』
 
ほんとうに美しい愛の映画です。初公開当時より1時間くらい長いHDリマスター版を観ることが出来てよかった。それも今、大人になって観ることができてよかった。
 
 追加したい〜。 明日も観劇2本、映画1本の予定なので、いつ書けるかしら。