ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

夕刊 

 昨日の読売新聞の「小田島雄志の芝居よければすべてよし」は、NINAGAWA・マクベスの市村マクベスの記事。このマクベスは小田島先生の翻訳です。1980年初演以来何回か再演を繰り返したあと、今回17年ぶりによみがえったこのマクベスが大好きな様子。舞台稽古のあと、長生きしてもう一度この舞台を見ることができて、うれしい、と蜷川さんに告白したようです。初演のこと、つまらないことで演出に文句をつけた男に反論し、その後二度と口をきかない仲になったシェイクスピア学者もいて、この舞台に感動しないヤツは許せなかったのであるって。(お話する機会がもしあれば、私は仲良くしてもらえそうです。笑)
『魔女たちのあいまいな予言にたぶらかされ、夫人(田中裕子)とかたらってダンカン王(瑳川哲朗)を殺し、僚友バンクォー(橋本さとし)を殺して不安の禍根を断ち、一族を皆殺しにされたマクダフ(吉田鋼太郎)の恨みの剣に倒される。その生と死のあわいを懸命に生きる市村マクベスは、死と戦うのではなく、死をこわごわとふところに抱えているように見えた。初演の平幹二朗は時代劇ふうの巨大な人物を現出させたが、今回の市村は瞬時も心の動きを拘束せずにはおかない現代人の自意識をリアルに描いた。』
 
 今日の朝日夕刊にりょんりょんこと三浦涼介くんの記事。『三浦涼介、さらけ出した先に 蜷川演出「ヴェローナの二紳士」』http://www.asahi.com/articles/DA3S12006550.html
蜷川幸雄が演出するシェイクスピア・シリーズの最新作「ヴェローナの二紳士」(松岡和子翻訳)が12日、さいたま市彩の国さいたま芸術劇場で始まる。恋多き紳士プローティアスを演じるのは、蜷川演出3作目の三浦涼介。自身をさらけ出して挑む。』『シェイクスピア最初期の喜劇。ヴェローナに恋人ジュリア(溝端淳平)ログイン前の続きを残してミラノへやって来たプローティアスは、幼なじみの紳士ヴァレンタイン(高橋光臣)の恋人シルヴィア(月川悠貴)に一目ぼれする。そこへ男装したジュリアが追いかけてきて……。』
『娘役も男優が演じる「オールメール」。周りには「男役なの?」と驚かれるという。娘役でも納得の外見だが、プローティアスこそ、はまり役だ。』『情熱的なのに、あっさり心変わりするプローティアス。「流されやすいのは自分に似ている」。舞台上で自分をさらけ出すのは不安だったが、蜷川には見抜かれていた。「もっと自分に近くていい。素直にのびのびと」と求められ、殻を破りつつある。』 『1行を5行に膨らませたような回りくどいセリフが多く、蜷川も「難しいね、この芝居」と嘆くほど。たびたび怒鳴られる三浦は「蜷川さんの稽古場の緊張感が好き。出演者もスタッフもぎりぎりの感じ」。繊細に見写真・図版えて、なかなかずぶとい男だ。』
 
「わたしを離さないで」のときは、怒られなかったらしいのに今回はたびたび怒鳴られちゃっているのね。そして、けっこう「漢」なのかな。楽しみ!!
  
 彩の国シェイクスピア・シリーズ第31弾『ヴェローナの二紳士』http://saf.or.jp/arthall/stages/detail/2690
演出:蜷川幸雄 演出補:井上尊晶 作:W.シェイクスピア 翻訳:松岡和子 美術:中越司 照明:勝柴次朗 衣裳:宮本宣子 音響:友部秋一 ヘアメイク:佐藤裕子 音楽:阿部海太郎 舞台監督:山田潤一 上演時間:約2時間30分(休憩込)予定。
阿部海太郎さんが音楽、嬉しいなーーーー。
 
「さいたまアーツ・シアターライヴ!!」 http://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/326
シンベリンの楽士さん別々の日もあるけれど、チーム・シンベリンの日もあるわ。
 
埼玉アーツシアター http://www.saf.or.jp/press/2015/058/
ヴェローナの二紳士」(松岡和子 訳)も届きました。