『つまり僕は、いつも闘っているのだ』
『いまだつかみきれないシェイクスピアという巨大な劇作家と。なかなか突破口を見せてくれない戯曲と。流行りすたりで物事を左右する気まぐれな時代と。演劇を続けるために犠牲と対価を要求するこの国の権力と。さらには僕自身、肉体と精神の時間との、避けるべくもない闘いを余儀なくされている。』
（『ヴェローナの二紳士』のパンフレットに書かれた蜷川さんの言葉より）
今日は特別祝祭ムードたっぷりの『ヴェローナの二紳士』になったのでしょうねーー。おめでとうございます（＾Ｏ＾）開演前にキャストのみなさん、ネクストのみんな、スタッフさんたちでお祝いしたそうです。楽師さんたちの生演奏もあり、入口の上に素敵な横断幕が。幸せな光景。
http://shakespeare.eplus2.jp/article/427875071.html
ケーキには蜷川さんと『ヴェローナの二紳士』に出てくるプローティアスの召使ラーンスの愛犬クラブが！！
「恥ずかしいけれどよかった！」って嬉しそうな蜷川さん。８０歳誕生日で抱負 - NHK 首都圏 NEWS WEB（動画）
『蜷川さんは「アジアの端っこから出てきた無名の演出家が世界で公演の場を持つことは大変だったし、意地を張って孤独にも耐えてきた。今はあちこちの都市で公演できるようにもなり、応援してくれる人も増えた」とこれまでの演出家生活を振り返りました。その上で、蜷川さんは今後について「世界のすぐれた１０人の演出家の１人といわれているが、私は２番か３番だと思っている。それを世界に分かってもらえるまで頑張りたい。これからもいい仕事をしたい」と今後の創作への意気込みを語りました。』 http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20151015/5683491.html
『ネクストでプレゼント渡したら若手にお前ら売れろよ！って言われた。ストレートにずしんと響きました。ヴェローナ本番もみて充電完了！！！』とネクストの竪山隼太くん。『青い瞳』観てもらえたらいいねぇ。https://twitter.com/hayata_tateyama/status/654579325740552192
「彩の国さいたま芸術劇場にババーンッ！と横断幕を書かせていただきました！」と安田有吾さん。見たことある字だと思っていたのでスッキリ。 https://twitter.com/shogakuka/status/654609492101861377
そうそう犬のクラブの主演について、シェイクスピアブログに載っていました。http://shakespeare.eplus2.jp/article/427893712.html
産経ニュース【蜷川幸雄８０歳 埼玉に刻む足跡】（聞き手 川峯千尋さん）
（上）鋳物の町が生んだ演出家 http://www.sankei.com/region/news/151014/rgn1510140047-n1.html
（下）「世界に例なき」劇場と劇団 http://www.sankei.com/region/news/151015/rgn1510150049-n1.html
−−演出の後進教育は
「助手志望が来たら使ってみるが、こいつだと思ってたのがダメだったり。だって役者より物事を知ってなきゃ、誰もダメ出しなんか聞かないでしょう。俺は知らない固有名詞があれば名前だけじゃなくて、その人の書いたものから何から必死になって勉強した。そういう意味で言うと、なかなかうまく育っていない。」
毎日新聞大阪夕刊に『ヴェローナの二紳士』溝端淳平くんの記事（関雄輔さん）『チャーミングに強く「気を抜くと男に」男装の女性演じる』
「歌舞伎の女形を見て仕草を研究しつつ、筋肉を落として女性の体形に近づく努力もしています」最後に今後の目標を聞くと「常に自分にプレッシャーをかけ続ける人でいたい」と語りつつ、「いつか『ハムレット』をやりたいですね」とぽつり。「見ているだけで苦しく、自分の甘さをえぐられているような気持ちになるんです」 http://mainichi.jp/area/news/20151015ddf012200002000c.html
