ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

phrasey dance『影向 yowgow』田中泯+松岡正剛/PARCO★★★★★   

 PARCO劇場へ。
 2日間だけの公演。大好きな宮沢りえちゃんが出るのであれば・・とチケットを取ったら最前列のほぼセンターでした。客層が豪華だった気がします。後ろを振り向かなかったので客席はわからないけれど、ホワイエ豪華だったわ。
フライヤーの写真も素敵で観たい欲がそそられたのですよ。写真はエバレット・ブラウン(Everett Kennedy Brown)だと知りました。http://www.modernclassic.jp
 
「コトバカラダ・カラダコトバ・コトバノカラダ・カラダガコトバ……。」
「精神も存在も、男も女も、恋も戦争も、日本も世界も、連歌し乱舞する。田中泯松岡正剛による一触即発・同時多発な、二夜連続ダンス&トークパフォーマンス。」
 
演出:田中泯 台本:松岡正剛 衣裳:山本耀司Yohji Yamamoto
出演:田中泯 松岡正剛 宮沢りえ 石原淋
 
PARCO劇場で幕ではなくシャッターが上がるのをはじめて見ました。ギシギシと。そして漆黒の和紙たち。井上陽水の「♪最後のニュース」。この歌詞が最後に松岡さんが話しておられた「難民のニュース」に繋がりました。4人の登場も客席の扉からで、舞台中央に作った階段をつかいステージへ。
田中泯さんは前衛舞踏家で「るろうに剣心 京都大火編」の翁 (柏崎念至)、最近では「まれ」の元治さんです。70歳とは思えない身体能力。今日の舞踏も素敵でした。体が語る。
松岡正剛さんの声のすばらしさ。石原淋さんはお初。
大好きなりえちゃん、凄かった。カフカ中で明日から海外公演だというのにこのパフォーマンス。
うまく言葉に出来ないけれど、コトバとカラダにただただ圧倒された時間でした。 
 
 
松岡正剛さんの「【日刊セイゴオ「ひび」】和紙の帳、アンリ・ミショー、レイヤードの服、陽水の歌、ファノン、フレイジーダンス、はにかみの国、マルキノフのピアノ、ゴムの匂い、賢治、土方巽、みんな影向。15/10/27 」https://twitter.com/seigowhibi/status/659041230181941249
【日刊セイゴオ「ひび」】「影向」稽古。やっと言葉と体と声と場がモノクロームな写し絵になってきた。演出家田中泯の采配、女優宮沢りえの創意を見るのが贅沢。当方はナマ正剛の襞に降りるだけ。15/10/19
 
     「言葉と体と声と場がモノクロームな写し絵」  そういうことね。
 
蜷川さんもいつもYohji Yamamotoだよね〜なんてことも思い出したり。
松岡正剛 編集工学研究所 http://www.eel.co.jp
 
(追記)無料パンフレットを読んでようやく消化できた。フレーズ・ダンス。
 
 宣伝写真、エバレット・ブラウンが湿板写真という幕末の撮影技術で撮ったものらしい。その場でガラス板に焼き付けていく。あ〜教科書で見る坂本竜馬とかのね。