ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『アレノ』と『ロボとミリ』

『アレノ』山田真歩 & 渋川清彦 インタビュー | SUBPOKKE  http://subpokke.net/archives/5632
 
 ―――川口覚さん演じる、亡霊というか幻影のような不確かな存在の「夫」を相手に芝居をしていくのも簡単ではなかったんじゃないですか。
渋川「亡霊とか幻影とか、そこまで考えてなかったのかもしれないですね。」
山田「存在としては異質なんですけど、誰もそれに対してツッコミをいれずに普通に共存してるんですよね。「妻」には見えてるけど、「愛人」には亡霊として映ってるのかもしれないし、そういう両面がある。様々な主観が混じっていて、どの人の視点で見るかによって正解は違うと思うんです。川口さんはそういう微妙な立ち位置を飄々とこなしてしまう不思議な存在感のある方でした。」
山田「2人の関係は、病気の夫が生きてたから成り立っていて、死んでしまったら崩れてしまった部分もあったと思うんですよね。」 
 ―――では、(脇で様子を見守っていた)越川監督にも少しお話を聞かせて頂きたいです。
越川「元々、僕がyumboを一方的に好きだったんですけど、Twitterを介して、澁谷浩次と知り合ったんですよ。(越川氏がプロデュースした)『楽隊のうさぎ』を観てくれてたみたいなんだけど、澁谷さんは音楽を聴くよりも映画が好きでずっと観てるような人なんです。僕は、澁谷さんの奥さんの夏海さんの吹くホルンが好きで、映画の撮影中にあるシーンを撮ってる時にそのホルンが鳴ったんです。それで音楽を澁谷さんにお願いしようって決めて電話をしました。いつかはyumboの音楽で映画を撮りたいっていう思いはあったので。」
 
muttnik(越川道夫、戸田義久ほか)監督、柄本佑、田村愛主演『ロボとミリ』。http://eiga.com/news/20151113/14/
『ロボとミリ』は、『アレノ』公開記念上映Vol.3として、11月28日から12月4日の1週間、K's cinemaでレイトショー。同企画のVol.1「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」は11月21〜24日、Vol.2「お盆の弟」は11月25〜27日に上映。
『「ロボとミリ」は、東日本大震災の余波の残る11年4月、まだ明かりが少なく真っ暗な渋谷の街で、3日間で撮影された。柄本佑、田村愛らが出演し、大きな地震の後で暗い街になった渋谷を舞台に、帰る場所をもたないデリヘル嬢のミリ(田村)と産業廃棄物として捨てられたロボット(柄本)が出会い、共に過ごす一夜を描いたSFラブストーリーだ。』

越川道夫監督 https://twitter.com/roboandmiri/status/664850181993529344