ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

16回東京フィルメックス『風櫃(フンクイ)の少年 / The Boys from Fengkuei / 風櫃來的人』★★★★★ 

 寝不足になろうが観たかった映画、侯孝賢監督の『風櫃(フンクイ)の少年』 へ。
 
「自らをこの映画に登場するような“不良少年”だったという侯孝賢が、自分の青春の記憶を80年代半ばのポンフー島・風櫃と高雄という台湾の田舎と地方都市に移植して撮りあげた、切ないメモワール。風櫃は潮の香りと陽光あふれる小村。ここに住むアーチン、アーロン、グォズの三青年はいつも古びたビリヤード場に入り浸り、対立する不良グループと悶着を起こしたり……とただダラダラと時を送っていた。アーチンの父は、彼がまだ幼い頃、野球で死球を頭に受け脳に障害があり、家族の苦労が彼にも重苦しくまとわりついていた。ある日、喧嘩が警察沙汰となり、彼ら三人は高雄に旅立つ。アーロンの姉の紹介で職を得たものの単調な工場仕事で、彼らはここでも生き甲斐を見出せぬままに、同じアパートに住む学生アーホと恋人シャオシンの生活を羨みながら、共に遊びふざける日々を過ごす……。侯が自分の映画では“何度観ても自信を持って観ることができる作品”と語る、インターナショナルな風合いを持つ青春映画の名品。」(allcinemaより)
 
13時からスポケーンだったので、ホウ・シャオシェン監督のアフタートーク聞けず残念でしたが、でも、スクリーンで観ることができてよかった。(DVDやBlu-rayじゃ、この空気感や作り手の愛情は味わえないと思っているから)

「『風櫃の少年』でさりげなくすごい画面なのが少年らが高雄に来て、奥に客船、その手前に電車、更にその手前に車道があり車とスクーター、そして人々という、あらゆる乗り物がたった1つの画面に収まっていた事。こんな画面を撮れる台湾ってすごい。ホウちゃん映画はこういう楽しさに溢れているのです。」というtweetを見つけました(結城らんなさん)。私はうまく言えないけれど、そうなのよーー。
 
バタバタといきます。