ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

二兎社公演40『書く女』2回目★★★★★ 

 三軒茶屋へ移動。充電したくてスターバックスに入ったのに電源🔌取れる席は空いていなかった〜。

1回目 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20160123/1453565712
『『書く女』観劇2回目。遊びすぎかな?とチケット嫁がせようか迷ったけれど、もう一回観て良かった。登場人物全員好きだわ。
1幕最後の夏子の「行くぜっ」にやられ、永井愛さんの戯曲を買ってしまった。』
『『書く女』つづき。」でも世田谷パブリックシアターの前方(Eまで)は見にくい。一葉が一心不乱に書く場面、前かがみになると見えない。見えないらしく前の人も体を斜めにするのでさらに。一段上がった桃水の部屋の高さがいちばん下ならいいのに。』
と帰りの電車でTweet
 
そうなの。今日はE列。角の席だったのでかなり座席の端に座ってました(笑)でも、後ろの席では見えない表情がよく見えて嬉しかった〜。傘をさした人たちが行き交う冒頭場面、後ろだと雨は見えなかったし。
 
でも、お芝居はすごくよかった。家族を養うために恋愛に走れず書くことを選んだ夏子(一葉:黒木華)。夏子の才能を信じ、自分を犠牲にしてまで夏子を応援していた妹(朝倉あき)とお金がないと文句を言いながらも夏子を頼りにしている母(木野花)のたくましさ。編集者の平田禿木(橋本淳)、作家の馬場孤蝶(山崎彬)、川上眉山(兼崎健太郎)たちは一葉の青春だったんだろうなぁ。短い人生。短い時間にたくさんの書物を残した樋口一葉。命を削って書いたのね。その数年間は、今のその年代を生きる人の何倍も濃かったんだろうな。
黒木華ちゃんにぴったりの役でした。お顔も古風なので明治の女がはまる。お茶目で負けず嫌いで表情豊かな役でした。
それにしてもここまでブレイクするとは!私もNODA・MAPの『南へ』で、蒼井優ちゃんの「もうひとりの私」だった華ちゃんの方ばかり目がいってしまったので、それ以来注目していたわけだけれどね。