シアターウエストへ。
「シアターウエストにて『星回帰線』観劇。普通の人間の本質が宇宙の星のようにぐるぐる渦巻いていて、知らないうちに巻かれて、いつの間にかその渦の中にいたり、はじかれたり。蓬莱さんの作品を好きだから観るという選択に自信があります。ズッシリ重い何かが胸の中に落とされたままの帰り道。」
「続き→『星回帰線』向井理くんの舞台を観るのは３作品目だったけれど、今回がいちばん合ってるし、素晴らしかった。「えっ」っていう口癖、優しいふりして人のせいにする、イケメン。平田さんはじめ、みなさん素晴らしかった。美術や映像もよかったなぁ。なんだか泣きたい気分（悲しいわけではなく）」
と帰りにTweet。
あ〜 分かれ道か。 好みの舞台でした。来週もう一回観まーす。
I 列センターブロック
http://www.parco-play.com/web/news/?id=296
出演：向井理、奥貫薫、野波麻帆、高橋努、岩瀬亮、生越千晴（モダンスイマーズ）／平田満
作・演出：蓬莱竜太 音楽：国広和毅 美術：伊達雅子 照明：佐藤啓 音響：原田耕児 衣裳：西原梨恵 ヘアメイク：河村陽子 映像：横山翼 舞台監督：田中力也
「かつての恩人に呼ばれ、地方にある恩人の家を訪ねる三島（向井理）。 そこには天体を観測しながら、自給自足の生活を営む生活があった。 美しい自然の中、社会生活に疲れた人達との共同生活。三島はそこが楽園に思えた。その中に溶け込み受け入れられる三島。しかし、そのことで施設の代表である恩人からの嫉妬を受けることになる。 次第にそのひずみは顕著となり、施設に集まるそれぞれの人間関係を複雑にしていく。 いつの間にか、かつての恩人と対立することになる三島。何故こうなったのか。何故そうなるのか。 留まることも、去ることも許されず、「人間」に巻かれていく…。」
奥貫薫さんはモダンスイマーズの『嗚呼いま、だから愛。』に客演していらした女優さん。
蓬莱さんのモダンスイマーズではない作品は『正しい教室』以来。今まで観た劇団以外ではこの『星回帰線』が一番好きかも（少ないけれど）。
WOWOWの「コールドケース 〜真実の扉〜」の脚本も書いている蓬莱さん。いつか川口覚くんともお仕事してほしいな（アンケートに書いてこなかった〜アンケートあったかな？）コールドケースにも出るし！http://www.wowow.co.jp/dramaw/coldcase/intro/
コールドケースの監督＝波多野貴文 脚本＝瀬々敬久／吉田康弘／蓬莱竜太／林宏司
