ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

「Perspectives:是枝裕和 x 坂元裕二」★★★★★ 

 Today at Apple「Perspectives:是枝裕和 x 坂元裕二Apple銀座へ。
坂元さんは『三度目の殺人』を5回観たそうです。
早稲田であったトークは脚本家・坂元さんのお話が中心だったらしく今回は坂元さん司会で是枝監督の新作映画『三度目の殺人』お話を中心に(役所広司さんの俳優としての素晴らしさから、本読みや接見シーンでの役所さんと福山雅治さんとのやりとりとか、結構内容に踏み込んだお話も!)。トークの後半近くで『カルテット』などドラマのお話も。お互いのことをよくわかっていてのトークなので1時間しかなかったとは思えないくらい充実していました。どのお話も興味深いもので食い入るように聞いてきました。
当て書きをするのは、「声」で、と是枝監督。
内容を書いてよーって思いますよね?ごめん、たくさんありすぎて…まとまらない(笑)。2列目まで取材陣でしたから、どこかに載るかな。
『往復書簡 初恋と不倫』の話は出なかったです。 #TodayatApple #appleginza #Apple銀座

Perspectivesの様子 http://www.crank-in.net/movie/news/51332
是枝裕和坂元裕二、『三度目の殺人』『カルテット』の“裏側”を語る(クランクイン)http://news.livedoor.com/article/detail/13521919/
「『三度目の殺人』は、〜〜 坂元は「是枝さんが手を引っ張って導いてくれるような映画ではなくて、どこに連れていかれるのかよくわからない。ドキドキしながら、不安な思いに駆られながら見てしまうところがあった」と作品の印象を明かす。」
「是枝監督は、三隅が二度目の殺人を犯したのか否かを、役所が自分の中で決めて演じていたのか質問されると、「見た人に、あるいは重森に、どう見えたかということしか確かなことはないので、自分なりにはコントロールしたかったんだろうなと思います」と分析。逆に坂元が脚本を手掛けた『カルテット』について、物語の軸となる「夫を殺したのか否か」を主演の松たか子に知らせていたのか質問すると、坂元は「松さんには『殺していないです』と言っていましたね。ただ、別の名前を持っていることは、松さんには教えていなかったんです」と意外な裏話を明かした。」
  
是枝監督、福山雅治は「嫌なセリフが上手」(スポーツ報知) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170825-00051332-crankinn-movi
「是枝監督は「そして父になる」でもタッグを組んだ福山について「福山さんは現場を盛り上げてくれる明るいキャラクターだけど、演技では嫌なセリフが上手。今回もすごい嫌なヤツの役なんですけど、嫌なヤツが壊れていく話だからいいんです」と笑わせた。」「是枝組初参加となる役所については「役所さんはどこかで一度勝負をしないといけない、向き合わないと一人前と言えない俳優さんだと思っていた。何を見てもその役に見える」と満を持しての起用だったことを明かし「今回も役所さんの演技がすごすぎて、ドキュメンタリーを撮っているような気持ちになったことがあった」と絶賛していた。」
 
詳しいレポートが!!
『三度目の殺人』と「カルテット」は似てる!? 【取材・文/山崎伸子さん】https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170825-00119390-mvwalk-movi
「坂元が是枝監督に、役者を想定して脚本を書くあて書きについて「僕はあて書きって何かわかってないんです。是枝さんは?」と質問すると、是枝監督は「基本、声です。声で書けるかってことなんです」と答え、『三度目の殺人』の弁護士役の福山雅治と、殺人犯役の役所広司について説明してくれた。」「是枝監督は「役所さんについてはパーソナリティを知らないまま書いてる。また、福山さんについても、本人は非常に明るいエンターテイナーですが、書き始めるとどんどん嫌なヤツになってくる(笑)。キャラクターに乗っかってるわけじゃないけど、嫌なやつをやらせると上手いと思うと、どんどん筆が走っていくんです」とのこと。」「また、初タッグとなった役所の演技にうなったと言う是枝監督。「役所さんが演じられた瞬間、俺、こんな人書いたかな?って不安になり、間近で台本を見直しました。僕以上に読み込んでしまっているので、お芝居として見た時、自分が書いた感じがしなかった。僕はドキュメンタリーのディレクターとして撮らせてもらっているという感覚になり、上手い役者ってこういうことか!と怖くなりました」。」「坂元も「こちらも輪郭がはっきりつかめてない人物を、役者がくっきり見せてくれる時ってありますよね。面白い演技を役者さんが生み出す時が。きっと小さい積み重ねで、お芝居の面白い瞬間ができているのかな」と同意する。」「今度は是枝監督が、坂元の手がけた連ドラ「カルテット」の松たか子について質問。「『カルテット』は松さんの演技力ありきの話でしょ? 実は僕、松さんて舞台は素晴らしいけど、テレビだと彼女のポテンシャルを生かしきれていないと思っていたんです。でも、あの役は非常に良かった。あの4人の役で圧倒的に彼女のもっている背景が大きいですよね。その埋め方がすごく上手で」。」「坂元も「松さんは日本一のコメディエンヌだと思っていて、確実に笑いがとれるという安心感がある」と松を絶賛する。「松さんは何を投げても打ち返せるタイプの人。それは最初からわかっていたので、ほぼ(脚本で)気を遣ってないです」と語った。」「「カルテット」では予断を許さない展開が話題となったが、是枝監督は坂元に「周りの3人の俳優は後半の動きを知ってたんですか?」と聞くと、坂元は「誰も知らないです。そういう意味では『三度目の殺人』とちょっと似てますよね」と言う。『三度目の殺人』も役所の演じた殺人犯が謎めいているため、是枝監督も「意外と作り方が似てる。松さんの謎の残し方など、すごく似た作り方をしています」とうなずいた。」
 
『三度目の殺人』は法廷を舞台にした心理サスペンス。勝ちにこだわる弁護士・重盛(福山)が、二度目の殺人を犯した容疑者・三隅(役所)の弁護をする。ところが三隅の供述が二転三転し、重盛の心がかき乱されていく。
 
映画「三度目の殺人」公開記念特番 福山VS共演者ぶっちゃけトーク
【第一夜】9月11日(月)24:40〜24:50 福山雅治さん×役所広司さん
【第二夜】9月12日(火)24:25〜24:35 福山雅治さん×満島真之介さん
【第三夜】9月13日(水)24:25〜24:35 福山雅治さん×吉田鋼太郎さん
【最終夜】9月14日(木)24:25〜24:35 福山雅治さん×広瀬すずさん
メイキング番組 映画「三度目の殺人」が出来るまで 9月8日(金)28:10〜28:40 フジテレビ