ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

矢島慎也 

私は矢島慎也のことは変わらずに応援します。ガンバというチームの応援はしませんが。だって、誰でも自分の人生は自分で決めていいのだから。自分で選んだことへの後悔はないはず。
勤め人だって、ステップアップのために職場を変えるものだからね〜。
 
「【G大阪】浦和に別れを告げた矢島が進む険しい道…ライバルは柏木から遠藤に」
以下全文(金川 誉さん)http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20180112-OHT1T50151.html
 
「浦和からG大阪に移籍したリオ五輪代表MF矢島慎也(23)が、初めて移籍決断の理由を自身の言葉で明かした。12日、大阪府吹田市内で行われたG大阪の若手合同自主トレに参加。はじめて袖を通す青と黒、ガンバカラーのジャージーで新たなチームメートとともに体を動かし、練習後に取材に応じた。
 浦和ジュニアユース、ユースを経てトップに昇格した生え抜きの矢島にとって、日本で浦和ともうひとつしかないACL優勝クラブ(浦和が07、17年、G大阪が08年)で、強いライバル関係にあるG大阪への移籍は、決して簡単な決断ではなかったはずだ。それでも10年間過ごした浦和から離れた理由を、こう説明した。
 「浦和でずっと慣れた環境でプレーしていて、自分の中で“引っかかっていた”ところがあった。そんな中で、ガンバさんから2年連続でオファーをもらって。競争の中で、選手として成長したいと思ってこっちに来ました」。
 G大阪は昨季オフにも、矢島に獲得オファーを送っている。15年から2年間、J2の岡山に期限付き移籍して中心選手としてプレーし、16年のリオ五輪にも出場したMFを、G大阪は継続的に追いかけていた。岡山ではボランチとして長短のパスを操って司令塔を務め、リオ五輪の日本代表では2列目のチャンスメーカーとして結果を残した矢島に、G大阪サイドの評価は高かった。
 しかし矢島は昨オフ、G大阪への移籍ではなく、浦和への復帰を選択。慣れ親しんだ赤いユニホームで、J1でのレギュラー取りに挑んだ。ここで矢島の道を阻んだのが、元日本代表MF柏木だった。左足から創造性あふれるパスを繰り出す司令塔とインサイドハーフのポジションを争ったが、リーグ戦の出場は11試合(1ゴール)。チャンスは与えられたが、レギュラーポジションを獲得することはできなかった。
 浦和は昨季、2度目のACL制覇と大きな成功をおさめたが、個人としては納得のいくシーズンを送ることができなかった。そんな矢島の元に今オフ、G大阪から2度目のオファーが届いた。この状況を打破するには、慣れ親しんだ浦和から離れ、新たな環境に飛び込むしかない―。そう考え、矢島は移籍を決断した。
 一方で、G大阪にも大きな壁が立ちはだかる。元日本代表MF遠藤だ。日本代表で歴代最多の152キャップを誇り、Jリーグを代表する司令塔は、矢島にとってもひとつの理想型。「ボランチとして身体能力が高くないのに、ずっと日本を代表している選手。僕も足が速い訳じゃないし、がちゃがちゃと(ボールを奪いに)いけるわけじゃない。最大級のお手本です」と語っている。
 G大阪は近年、パスワークを武器とした、いわゆる“遠藤タイプ”のMFを、ほとんど補強していない。ベテランの域に達しても、高いレベルでプレーを続ける背番号7の代わりを探す必要はなかったからだ。昨季、矢島にG大阪がオファーを送った際も、阿部(現川崎)、大森(現F東京)が移籍したため、2列目の補強という意味合いが大きかった。
 しかし今オフは日本代表MF井手口の海外移籍にともない、G大阪はボランチが1枚流出している。今季から就任するレヴィー・クルピ監督が、矢島をボランチとして考えても不思議はない。矢島自身はポジションにこだわらない姿勢もみせ、遠藤をライバル視したような言葉は一切なかった。それでも「新監督なので最初はみんな横一線だと思うし、ここにきたからには試合に出られるようにしたい」と、レギュラーの座には強いこだわりをみせた。
 浦和という“家”を出て、決して試合出場が保証されているわけではないG大阪への移籍を選んだ矢島。その道の険しさが自分を成長させると信じ、大阪の地で新たな挑戦を始める。」