シアターイーストへ。
この再演に出演していない津村さんが物販で台本売っていました(笑)
『妻を失った男が、 妻の実家に居候。分かち合おう、悲しみを。癒し合おう、悲しみを。乗り越え合おう、悲しみを。
しかし妻の妹は男を見て思っていた。「この男は違う。この男は、悲しんでいない」 ここは雪深い山荘―。』
作・演出 蓬莱竜太 http://modernswimmers.com/nextstage/kutouten3/index.html
出演:古山憲太郎 小椋毅 生越千晴 西條義将(以上モダンスイマーズ)/今藤洋子 伊東沙保 岩瀬亮 / でんでん
大好きなモダンスイマーズ。初演二回観て今回再演観て、やっぱり蓬莱作品大好きってなる。それぞれの隠し事、仮面が剥がれていく様が凄すぎてだんだん笑えなくなる😱
でんでんさんと雪❄に涙が止まらない… 『悲しみよ、消えないでくれ』というタイトルの意味が最後の「行かないでくれ」という台詞ですうっと繋がるんだから。
忠男・・仕事もできない、妻(籍入れていなかった)を愛していたかもわからない、友達も裏切る(たぶんその感覚もない)、不倫を女だけのせいにする、どう見ても贔屓目で見ても最低な男なんだけれど、「本人たちにしかわからない」絆があったんだろう。忠男はそれにさえ気づいていなさそうだけど・・。「(都会で暮らすことが)楽しい」と2年前の、亡くなる前に妹の梢に言っていた一葉さん。結婚しないで子どもを産むつもりだったんだろう。
梢ちゃんもいなくなり忠男も去ってしまったら、山に残される父・寛治さんが心配です。