浦和レッズ一筋17年の平の現役最後の試合。ベンチ入りはオリヴェイラ監督の粋なはからい。何としてでも勝利を確信しないと平の出番がないかもしれないという試合。
李くんが先制したのに後半開始すぐに失点。それでもすぐに新婚の柴戸くんがゴールを決めて、続いてまた李くんが2点目を決めていい感じで進んでいたところ、「エーーー うそぉーー」という前田遼一のゴールで1点差に。「平の出番が・・」と少し心配したけれど、89分に柏木 陽介 OUT→平川 忠亮 IN \(^o^)/キャプテンマークを平に巻いた陽介。平、普通にいつものようにピッチへ。感動したよーー。
試合の方は、天皇杯があるから興梠を温存したのか、最近出ていなかったメンバー(怪我明けの青木くんとナバウト、先発久しぶりの萩原くん)は試合感が・・他のメンバーと呼吸が合うまでに時間がかかるよね。中盤でボールが取られてしまうシーンがたくさん見られた。青木くんは途中交代して足にアイシングしてた。ナバウトも足を引きずっていた。だから負担が多かったのかあの阿部ちゃんが足を釣らせていた。このメンバーで最終節、平の最後の試合、勝って送り出せてよかった。
明治安田生命J1リーグ 第34節
2018年12月1日(土) 14:04キックオフ・埼玉スタジアム 入場者数 46,770人
浦和レッズ 3-2(前半1-0) FC東京
得点者 9分 李 忠成、46分 ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)、48分 柴戸 海、68分 李 忠成、87分 前田遼一(FC東京)
大槻さん、お誕生日おめでとうございます!!¥
平の引退セレモニーもとても素晴らしかった。ピッチには平が取ったタイトル(=レッズの全てのタイトル)のトロフィー・カップ(壮観だった!)。ゴール裏には1年目のときの28番と(2003年からの)14番のデカユニ。そしてハートの中に14のビジュアル。
家族(今回は子供たち)からの花束贈呈の前にサプライズで今レノファ山口FCにいるツボからの花束贈呈にも泣かされたーー。
胴上げは14回。リーグ出場が今日を入れて336試合だったので「336回上げてくれ」と言ったんですけど、さすがに断られたらしい(笑)
平、今までありがとう! レッズ一筋17年の現役生活、お疲れさまでした。指導者として浦和に戻ってくるのを待っています。まだ天皇杯あるけれど。
平の引退の挨拶の一部 ↓ すごくいいメッセージに涙が止まらなかったよーー。挨拶全文 https://goo.gl/pqUUkt
「自分を信じてパスを出してくれた仲間、自分のクロスを信じてゴール前に走り込んでくれた仲間、自分のミスを何度もカバーしてくれた仲間、数多くの仲間に助けられてここまでこれました。スタジアムにはいつも数多くのサポーターが、ホーム・アウェイどちらにも駆けつけ、一緒に戦ってくれました。今まで指導していただいた監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、本当に、本当に多くの方に助けられました。このチームは、この浦和レッズというチームは、関わる全ての人たちの大きな愛によって成り立っていると思います。その中で一緒にプレーできたことは誇りです。この目の前にある数々のタイトルも、みなさまの愛があったからこそだと思います。本当にありがとうございました。まだ、夢は終わりません。次の夢は指導者となり、このピッチに戻ってくることです。今まで以上に厳しく、辛い道のりになると思いますが、また夢に向かって一歩ずつがんばっていきたいと思います。」
オズワルド オリヴェイラ監督の一部 ↓
「本日は平川選手の引退セレモニーがありました。長年このクラブでがんばってきた選手です。彼に見合うすばらしいセレモニーだったと思います。選手が引退する姿を見るのは、感情を動かされるものです。特に彼のように同じシャツに長年袖を通してきた場合は、特にその感情が揺れ動かされます。サッカー選手が、唯一人生の中で二度死を迎えると思います。一度は人生を終えるとき。そして、引退するときも一つの死を迎える瞬間だと思います。それくらい選手にとっては重要な出来事です。」
「試合に関しては非常に質の高い、タフで難しい試合でした。いいプレーをしながらたくさんのチャンスを相手が作りました。我々は決定機でゴールを決められたことが幸運だったと思います。久しぶりのゲームだった選手、ケガから戻ってきた選手が本日ピッチ上で戦いました。本日のようにテクニックで相手を上回ることができない場合は、意欲やガッツで勝っていかないといけません。そして、本日はピッチに立った選手たちの努力のおかげで勝てた試合でした。この勝利を平川に捧げたいと思います」
平川忠亮選手からメッセージ https://twitter.com/REDSOFFICIAL/status/1068857188272066561